デヴィッド・ハーシュフェルダー
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| デヴィッド・ハーシュフェルダー David Hirschfelder | |
|---|---|
| 生誕 | 1960年11月18日(64歳) |
| 出身地 |
|
| ジャンル | ポップス、ロック、アダルト・コンテンポラリー・ミュージック |
| 職業 | ミュージシャン、作曲家 |
| 担当楽器 | キーボード、ピアノ、ベース |
| 活動期間 | 1980年 - |
| 共同作業者 | リトル・リヴァー・バンド、ジョン・ファーナム、キャブ |
| 公式サイト |
davidhirschfelder |
デヴィッド・ハーシュフェルダー[1](David Hirschfelder、1960年11月18日 - )は、ビクトリア州バララット生まれのオーストラリアのミュージシャン、映画音楽作曲家、パフォーマー。ミュージシャンとしては、リトル・リヴァー・バンドやジョン・ファーナム・バンドのメンバーを務めた。『ダンシング・ヒーロー』『オーストラリア』『レイルウェイ 運命の旅路』『ディバイナー 戦禍に光を求めて』『復讐のドレスコード』など、数多くの映画の音楽を作曲している。『シャイン』と『エリザベス』の音楽でアカデミー賞にノミネートされた。
ハーシュフェルダーは、フュージョン・バンドのピラミッド、ロック・バンドのピーター・カップルズ・バンド(1980年)、ポップ・ロック・バンドのリトル・リヴァー・バンド(1983年~1986年)、ブローアウト、ドラゴン(1987年、1989年)、アダルト・コンテンポラリー・シンガーのジョン・ファーナムのバック・バンド(1986年~1992年)[2]、そしてフュージョンのスーパーグループであるキャブなど、キーボード奏者として様々なグループに所属してきた[3]。
1980年、ハーシュフェルダーはピーター・カップルズ・バンドに加入した。当時、カップルズはソウル・ポップ・グループ、スタイラスを脱退したばかりで、ハーシュフェルダーがキーボード、ヴァージル・ドナーティがドラム、ロス・イングリスがギター、ロバート・リトルがベースを担当し、ロック・バンドを結成した[4]。1981年10月、ピーター・カップルズ・バンドはデビュー・アルバム『Fear of Thunder』をリリース[4]。1982年、ハーシュフェルダーはリトル・リヴァー・バンドのアルバム『グレイテスト・ヒッツ』にピアノで参加した[5]。次のアルバム『夏への扉』では、ハーシュフェルダーがキーボードと共同プロデューサーを務め、バンドのメンバーはファーナム(リード・ボーカル)、ビーブ・バートルズ(ギター、ボーカル)、グレアム・ゴーブル(ギター、ボーカル)、スティーヴン・ハウスデン(ギター、バック・ボーカル)、ウェイン・ネルソン(ベース、ボーカル)、デレク・ペリッチ(ドラム、パーカッション)となった[6]。1983年9月、彼らのアメリカ・ツアーに加わった[7]。1984年のアルバム『非情のゲーム』では、ハーシュフェルダーがギター、ピアノ、キーボード、シンセサイザー、プログラミング、ボーカルを担当。また、「When Cathedrals Were White」「Blind Eyes」「Playing to Win」の共作者も務めている[8]。「Blind Eyes」「Playing to Win」はシングルとして発売され、「Playing to Win」が1985年3月にBillboard Hot 100にランクイン、オーストラリアのケント・ミュージック・レポート・シングル・チャートではトップ100入りを果たした[9][10]。1986年半ば、グループはアルバム『ノー・レインズ』をリリース。このアルバムでは、ハーシュフェルダーがピアノとキーボードを担当し、「Paper Paradise」の共作者となった[11]。
『ノー・レインズ』のレコーディング後、ハーシュフェルダーはリトル・リヴァー・バンドを離れ、オーストラリアに戻り、ファーナムのバック・バンドに加入した。1986年4月から6月にかけて、ファーナムはアルバム『ウィスパリング・ジャック』をレコーディングし、ハーシュフェルダーはキーボードとドラムを担当し、「Going, Going, Gone」の共作者となった[12]。アルバムのプロモーション・ツアーとして、ファーナムとハーシュフェルダーは、ドラムのアンガス・バーチル(通称バーシャル)、リードギターのブレット・ガーセッド、ベースのグレッグ・マカインシュ(スカイフックス)と共に「Jack's Back Tour」に参加した[13]。当時、「Jack's Back Tour」はオーストラリアのアーティストによるツアーとしては最高の興行収入を記録した[14]。ハーシュフェルダーは、スタジオ・アルバム『エイジ・オヴ・リーズン』(1988年7月)と『チェイン・リアクション』(1990年9月)の制作時にもファーナム・バンドに在籍した[13]。この2枚のアルバムの間に、1989年に自身のアルバム『Welcome to the Nightclub of My Mind』をリリースした。1992年、ハーシュフェルダーはファーナムのバック・バンドを離れ、テレビや長編映画の音楽制作に専念するようになった。1999年には、ジョーゼフ・キャンベルとパウロ・コエーリョの著作に基づいた連作歌曲『Inside This Room』をデヴィッド・ホブソンと共同制作した[15]。
映画音楽作曲家として
ハーシュフェルダーによる最初のスコアの仕事は、テレビ・シリーズ『Skirts』と『Shadows of the Heart』(ともに1990年)で、続いて1991年に『Ratbag Hero』を手掛けた[16]。
映画音楽としては、『ダンシング・ヒーロー』(1992年)、『シャイン』(1996年)、『スライディング・ドア』(1998年)、『エリザベス』(1998年)、『電話で抱きしめて』(2000年)、『Peaches』(2004年)、『オーストラリア』(2008年)、『ガフールの伝説』(2010年)などがある。
イアン・ギルモア、クレイグ・モナハン、アン・ターナー、ロジャー・スポティスウッド、バズ・ラーマンといった監督たちと数多くの作品を手掛けている。
1999年、90人編成のオーケストラと40人編成の合唱団のために作曲された『エリザベス』の音楽はアカデミー賞にノミネートされ、英国アカデミー賞(BAFTA)とAPRAアワード(APRA)の最優秀オリジナル楽曲賞を受賞した。また、1993年には『ダンシング・ヒーロー』で英国アカデミー賞最優秀作曲賞を受賞した。
2000年シドニーオリンピックの開会式の音楽も作曲した。
主なフィルモグラフィ
| 年 | タイトル | 監督 | 付記 |
|---|---|---|---|
| 1990 | Skirts | ブレンダン・マーハー、リチャード・サレル、イアン・ギルモア | テレビ・シリーズ |
| 1992 | ダンシング・ヒーロー Strictly Ballroom |
バズ・ラーマン | |
| 1994 | Dallas Doll | アン・ターナー | |
| 1996 | シャイン Shine |
スコット・ヒックス | アカデミー作曲賞ノミネート[17] |
| 1996 | 月に願いを Dating the Enemy |
ミーガン・シンプソン・ヒューバーマン | |
| 1998 | スライディング・ドア Sliding Doors |
ピーター・ハウイット | オーケストレーターも担当 |
| 1998 | The Interview | クレイグ・モナハン | |
| 1998 | エリザベス Elizabeth |
シェーカル・カプール | 指揮とオーケストレーターも担当。アカデミー作曲賞ノミネート[18] |
| 1999 | What Becomes of the Broken Hearted? | イアン・ミューン | |
| 2000 | 電話で抱きしめて Hanging Up |
ダイアン・キートン | |
| 2000 | Better Than Sex | ジョナサン・テプリツキー | |
| 2000 | 悪魔の呼ぶ海へ The Weight of Water |
キャスリン・ビグロー | 指揮も担当 |
| 2002 | チョコレート・アンダーグラウンド Bootleg |
イアン・ギルモア | テレビ・ミニ・シリーズ |
| 2003 | The Wannabes | ニック・ジャンノプーロス | |
| 2004 | Standing Room Only | デボラ=リー・ファーネス | 短編映画 |
| 2004 | Peaches | クレイグ・モナハン | |
| 2004 | BlackJack | ピーター・アンドリキディス、イアン・ワトソン、ケイト・ウッズ | テレビ・シリーズ、パイロット版を除く全エピソード |
| 2004 | The Five People You Meet In Heaven | ロイド・クレイマー | テレビ映画。指揮も担当 |
| 2006 | 愛しのアクアマリン Aquamarine |
エリザベス・アレン | 指揮も担当 |
| 2006 | Irresistible | アン・ターナー | |
| 2007 | Shake Hands with the Devil | ロジャー・スポティスウッド | 第28回ジニー賞で最優秀オリジナル・ソング賞のカナダ・スクリーン・アワードを受賞 |
| 2008 | チルドレン・オブ・ホァンシー 遥かなる希望の道 The Children of Huang Shi |
ロジャー・スポティスウッド | |
| 2008 | Salute | マット・ノーマン | ドキュメンタリー |
| 2008 | オーストラリア Australia |
バズ・ラーマン | ハーモニカ演奏も担当 |
| 2009 | The Blue Mansion | グレン・ゴーイ | |
| 2010 | I Love You Too | デイナ・リード | |
| 2010 | ガフールの伝説 Legend of the Guardians: The Owls of Ga'Hoole |
ザック・スナイダー | アニメ映画 |
| 2011 | サンクタム Sanctum |
アリスター・グリアソン | |
| 2012 | Beyond Right and Wrong: Stories of Justice and Forgiveness | レカ・シン、ロジャー・スポティスウッド | ドキュメンタリー |
| 2013 | レイルウェイ 運命の旅路 The Railway Man |
ジョナサン・テプリツキー(エリック・ローマクスの実話に基づく) | 歴史ドラマ |
| 2014 | Healing | クレイグ・モナハン | ドラマ |
| 2014 | ディバイナー 戦禍に光を求めて The Water Diviner |
ラッセル・クロウ | 歴史ドラマ |
| 2015 | 復讐のドレスコード The Dressmaker |
ジョスリン・ムーアハウス | ドラマ |
| 2016 | ボブという名の猫 幸せのハイタッチ A Street Cat Named Bob |
ロジャー・スポティスウッド | ドラマ |
| 2017 | A Few Less Men | マーク・ランプレル | コメディ |
| 2017 | Dance Academy: The Movie | ジェフリー・ウォーカー | ドラマ |
| 2018 | レジェンド・ハンター ハリウッドの秘宝 In Like Flynn |
ラッセル・マルケイ | ドラマ |
| 2019 | ライド・ライク・ア・ガール Ride Like a Girl |
レイチェル・グリフィス | ドラマ |
| 2024 | Sleeping Dogs | アダム・クーパー | 犯罪、ミステリー、スリラー |