デ・ラ・ルー
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沿革
- 1821年 トーマス・デ・ラ・ルーが創業。
- 1831年 生産するトランプがイギリス王室御用達となる。
- 1855年 切手の印刷を開始。
- 1860年 紙幣の印刷を開始。
- 1896年 法人形態を同族会社から私会社に変更。
- 1921年 デ・ラ・ルー家が経営から退き、株式公開を行う。
- 1947年 ロンドン証券取引所に上場。
- 1958年 法人名を Thomas De La Rue & Company, Limited から The De La Rue Company Limited に変更。
- 1968年 ランク・オーガニゼイションから株式公開買い付けを受けるが、独占委員会により退けられる[3]。
- 1991年 現在の De La Rue plc に社名変更。
- 2003年 イングランド銀行の子会社デブデン・セキュリティー・プリンティング株式会社を買収し、イングランド銀行券の印刷を行う[4]。
事業
過去の製品
トランプ
1843年に海外輸出の販路を初めて確立。トーマス・デ・ラ・ルーが当時デザインしたトランプは、今日使われる標準的なトランプのデザインにも影響を与えたとされる。このトランプ生産事業は1969年、ジョン・ワディントンに売却された。

切手
紙幣と同様、ウォーターロウ・アンド・サン社、パーキンス・ベーコン社と並んで、イギリスやかつてのイギリス植民地向けに切手の印刷を手がけ、喜望峰の三角切手などの印刷も行った。
筆記用具
デ・ラ・ルーは19世紀末から万年筆事業を展開し、「オノト」(Onoto)ブランドの万年筆で知られた[7]。
夏目漱石はオノト万年筆を愛用していたことで知られ、エッセイ「余と万年筆」において「大変心持よくすらすら書けて愉快であった」と記している[8]。
丸善は創業140周年記念として、漱石が使用していたオノト万年筆を再現した限定モデル「漱石」を発売している[9]。再現にあたっては神奈川近代文学館所蔵の実物の軸が参考にされたが、ペン先は漱石の死後に棺へ納められ火葬されたため現存していない[9]。
