トヨタ自動車羽村
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
〒205-8601 東京都羽村市緑ヶ丘三丁目1番地1 |
| 設立 | 2026年4月1日 |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 事業内容 | 自動車(SUV・小型トラック等)および自動車部品の製造[1] |
| 代表者 | 青木是篤(代表取締役社長) |
| 資本金 | 85億円[2] |
| 従業員数 | 5,060名(派遣社員含む、2026年4月時点)[3] |
| 決算期 | 3月31日 |
| 所有者 | トヨタ自動車株式会社(100%) |
| 外部リンク | https://www.toyota-hamura.co.jp/ |
トヨタ自動車羽村株式会社(トヨタじどうしゃはむら、Toyota Motor Hamura Co., Ltd.)は、東京都羽村市に本社を置くトヨタ自動車の完全子会社である。2026年4月1日に、日野自動車株式会社羽村工場を承継し、同日付でトヨタ自動車株式会社へ株式が譲渡された[4][5]。
日野自動車と三菱ふそうトラック・バスの経営統合を契機に、トヨタと日野が最適な役割分担を進める一環として、日野自動車羽村工場を承継する形で準備会社が設立され、2026年4月1日に稼働を開始した[3]。工場の譲渡価額は1500億円で、報道では日野自動車のエンジン認証問題に伴う海外賠償費用の資金確保が譲渡の目的の一つとして指摘されている[5][6]。
羽村工場は1963年の操業開始以来、60年以上にわたりフレーム構造車両の生産拠点として機能してきた。現在はランドクルーザー250などのSUV、高機動車をはじめとする自衛隊向け車両、ダイナ・デュトロなどの小型トラックを生産しており、従業員数は約5,060名(2026年4月時点、派遣社員含む)にのぼる[3]。また、同工場には大型車用テストコースを含む開発施設や、ユーザー向け技術研修施設「お客様テクニカルセンター」なども併設されている[6]。
トヨタは将来的に同工場をセパレートフレーム式シャシー構造のSUVの開発・生産拠点とする方針を明らかにしており[7]、現在トヨタ国内に3拠点(田原工場・トヨタ車体吉原工場・羽村工場)あるセパレート式シャシーSUV生産をいずれ羽村に集約するとみられる[8]。
なお、同社では羽村工場を「本社工場」と案内している[9]。
沿革
- 1963年 - 日野自動車羽村工場が操業開始[7]。
- 2025年6月10日 - 日野自動車が羽村工場のトヨタ自動車への移管について正式に合意したと発表。商用車領域の競争力強化および三菱ふそうとの経営統合に伴う役割分担最適化の一環として、新会社を設立し工場機能を承継させた上で、株式をトヨタへ譲渡するスキームを公表[7]。
- 2025年8月21日 - 日野自動車の100%子会社として、羽村工場を承継する準備会社(トヨタ自動車羽村株式会社)が設立される[10]。
- 2025年11月27日 - 羽村工場の移管に関する会社分割(簡易吸収分割)契約を締結[5]。
- 2026年4月1日 - トヨタ自動車羽村株式会社が稼働開始(創立日)。同日付で日野からの羽村工場承継および株式譲渡が実施された。[4]。
羽村工場の歴史
羽村工場は1963年、日野自動車が独自開発した乗用車「コンテッサ」およびボンネット小型トラック「ブリスカ」の組立工場として新設され、トラック用部品の機械加工工場も併設した[11]。
1966年のトヨタとの業務提携を経て、1968年にトヨタ・ハイラックスの生産を開始して以降、羽村工場はトヨタ向け小型車の受託生産を担うようになった。ターセル・コルサ・カローラIIでは生産に加えて開発業務の一部も担当するなど、トヨタグループ内で一定の役割を持つ拠点となっていた[11]。
1960年代

- 1963年 - 日野自動車工業の機械工場として操業開始。
- 1966年 - トヨタ自動車工業と業務提携。
- 1967年 - 日野・ブリスカ、トヨタ・パブリカの生産開始。
- 1968年 - トヨタ・ハイラックスの生産開始。
1970年代
- 1971年 - デミング賞実施賞を受賞。
- 1974年 - 大型車用トランスミッション・アクスル生産開始。
- 1977年 - 小型車塗装工場稼働開始。
1980年代

1990年代

- 1991年 - 新ノックダウン工場稼働開始。
- 1992年 - トヨタ・T100生産開始。
- 1996年 - トヨタ・ハイラックスサーフ生産開始。
- 1999年 - ISO 14001認証取得。トヨタ・日野共同開発の日野・デュトロ(U300/U400系)生産開始。トヨタグループのCOE小型トラック中核拠点となる[8]。
2000年代

- 2003年 - 小型トラックのハイブリッド車生産開始。
- 2004年 - タウンエース/ライトエーストラック生産開始。
- 2006年 - 累計生産1,000万台達成、トヨタ・FJクルーザー生産開始。
- 2007年 - 新塗装工場稼働開始。
- 2008年 - ランドクルーザープラド生産開始。
- 2009年 - エネルギー管理優良工場大臣賞受賞、新樹脂成形工場稼働。
2010年代
- 2012年 - 羽村市と災害協定締結。
- 2013年 - 操業50周年。
- 2015年 - TPM優秀賞受賞。
2020年代
- 2020年 - デュトロ生産20周年。
- 2021年 - 水素ステーション開所。
- 2022年 - デュトロZEV生産開始。
- 2023年 - 操業60周年。
- 2024年 - トヨタ・ランドクルーザー250生産開始。
- 2025年 - 羽村工場の移管に関する吸収分割契約を締結[5]。
- 2026年 - 羽村工場を承継し、株式がトヨタへ譲渡された(4月1日)[12]。


