トリシネート
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トリシネート (tricinate) は芳香族の爆薬で、雷管などに使用されてきた化合物である。トリニトロレゾルシン鉛、スチフェニン酸鉛 (lead styphnate) とも呼ばれる。近年では鉛による環境汚染の問題から使用されなくなっている。
| 物質名 | |
|---|---|
Lead(II) 2,4,6-trinitrobenzene-1,3-bis(olate) | |
別名 Lead 2,4,6-trinitrobenzene-1,3-diolate | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.035.703 |
| EC番号 |
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PubChem CID |
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| UNII | |
| 国連/北米番号 | 0130 |
CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |
| C6HN3O8Pb | |
| モル質量 | 450.288 g/mol |
| 密度 | 3.06 ~ 3.1 g cm−3(固体) |
| 融点 | 260–311 °C |
| 爆発性データ | |
| 衝撃感度 | 高い |
| 摩擦感度 | 高い |
| 爆速 | 5200 m/s |
| 危険性 | |
| GHS表示:[2] | |
| Danger | |
| H200, H302, H332, H360Df, H373, H410 | |
| NFPA 704(ファイア・ダイアモンド) | |
| 330 °C (626 °F; 603 K) | |
| 安全データシート (SDS) | Oxford MSDS |
単独では起爆力が弱いため通常は単独では使用せず、アジ化鉛などと混合する。単独では銃用雷管の起爆薬として用いられていたが、現在ではほとんど使用されていない。
中性塩と塩基性塩があるが、塩基性塩は爆薬としてはあまり使用されない。中性塩は通常の製法では1分子の結晶水がついたものが出来る。
静電気に極めて敏感で10μジュールの静電気でも発火する。そのため取り扱いには静電気事故防止が必須である。

