炭酸塩
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用途
炭酸イオン
炭酸イオン(たんさんいおん、英語: carbonate)は、イオン式が CO32−、分子量が 60.01 g/mol で形式電荷が-2の多原子アニオンである。1個の炭素原子を中心に3個の酸素原子が等価に結合した平面三角形構造をとる(D3h分子対称性)。C-O結合距離は方解石中で 128.3 pm である。炭酸イオンは、炭酸 (H2CO3) の共役塩基である炭酸水素イオン (HCO−
3) の共役酸になる[要検証]。
炭酸イオンの正確な分子構造はルイス構造式で表現することは不可能である。
これは炭酸イオンが共鳴構造を持つためである。
実際には、炭酸イオンの電荷は非局在化によって3個の酸素原子に等しく2/3ずつ分布した構造をしている。
酸 - 塩基化学
主な炭酸塩
- 炭酸アンモニウム ((NH4)2CO3) - 炭安とも呼ばれる。
- 炭酸カリウム (K2CO3) - 植物の灰の成分であり、古代より洗剤として利用。現在はガラスの原料として重要。
- 炭酸カルシウム (CaCO3) - 石灰石、サンゴ骨格、貝殻などの主成分。チョークやベビーパウダーの材料。白濁色の温泉の含有成分およびそれを模した入浴剤の成分。
- 炭酸ナトリウム (Na2CO3) - 石鹸、ガラスなどの原料。炭酸ソーダとも呼ばれる。
- 炭酸バリウム (BaCO3) - 毒重石の主成分で人体に有害。胃の検査で造影剤として飲むバリウムはこれではなく、硫酸バリウム。
- 炭酸マグネシウム (MgCO3) - 運動競技向けの滑り止め剤、研磨剤、医薬品に利用。
- 炭酸リチウム (Li2CO3)
- 炭酸鉄(II) (FeCO3)
- 炭酸銀(I) (Ag2CO3)

