トーントン寝台車火災事故
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| トーントン寝台車火災事故 | |
|---|---|
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事故車両と同形式のイギリス国鉄マーク1寝台車 | |
| 発生日 | 1978年7月6日 |
| 発生時刻 | 02:40(現地時間、UTC+0) |
| 国 |
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| 場所 | サマセット州トーントン |
| 路線 | グレート・ウェスタン本線 |
| 事故種類 | 列車火災事故 |
| 原因 | 電気ヒーターによる寝具の過熱 |
| 統計 | |
| 列車数 | 1本 |
| 乗客数 | ~8両 |
| 死者 | 12人 |
| 負傷者 | 15人 |
トーントン寝台車火災事故(トーントンしんだいしゃかさいじこ)とは、1978年7月6日の早朝にイングランドサマセット州トーントンで発生した列車火災事故である。走行中の寝台列車の電気ヒーターにより使用済みベッド・リネンの袋が過熱したため火災が発生。12人が死亡、15人が負傷し、イギリス国鉄 (BR) へ広範囲に影響を与えた。死者の多くは煙を吸ったことが原因で亡くなった。
出火したイギリス国鉄マーク1寝台車 (W2437) は1960年に製造されており、製造当時はイギリスでは主に蒸気機関車に牽引されていた。蒸気機関車は旅客設備の暖房として蒸気を供給する役割(蒸気暖房)も担っていた。また、当時のディーゼル機関車が既存の客車を牽引する場合もあり、この際には暖房用のボイラーをつけていた。しかしボイラーは信頼性が低い上に維持費が高いため、1970年に蒸気機関車による牽引は廃止され、電気暖房 (ETH) に転換した。W2437は1976年に改造され、デッキに電気ヒーターが導入された[1]。
1978年7月5日、ペンザンス発ロンドン・パディントン行きの寝台急行列車「ナイト・リビエラ」(47形牽引)はペンザンスを22時30分に発車した。この列車はプリマスで2両の寝台車を増結する予定だった。このようにされていたのは、プリマスからの乗客が、深夜に到着する列車を待たずに寝台に入れるようにするためであった。
プリマス編成用のベッド・リネンの保管庫は、パディントン駅近くのオールド・オーク・コモンの車庫にあった。以前はプリマスから送り返される使用済みリネンはプリマス編成の緩急車 (guards van) で輸送していたが、1977年にこの車両は編成から外された。代わりに、使用済みリネンはプラスチックの袋に入れられ、W2437のデッキに、ヒーターと接触するように置かれた[1]。