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トー横キッズ

日本の東京都新宿区にある「新宿東宝ビル」周辺の路地裏(東宝ビルの横、トー横)でたむろする若者の集団の総称 From Wikipedia, the free encyclopedia

トー横キッズ(トーよこキッズ)とは、東京都新宿区歌舞伎町新宿東宝ビル周辺の路地裏に集まる若者や学生たちによるコミュニティのことである[1][2]。「トー横」とは「新宿宝ビルの」を略したもので、元来は東宝ビル東側の路地のことを指したが[3]、語義が拡大され、西側のシネシティ広場なども含めた東宝ビル周辺一帯を指す場合もある[3]

新宿東宝ビルの周辺(トー横)

なお、東横イン東急東横線などの「東横」を冠する他の事物や東急グループとは無関係である。

歴史

2015年(平成27年)に、新宿東宝ビル(TOHOシネマズ新宿)が開業した。その後2018年(平成30年)頃より、自撮りを行う東京都内の学生たちがこの周辺に増え始め[4]、彼らは「自撮り界隈」を自称し始めた。家庭に不満を持つ未成年も含む学生が多く集まっていたことから、周辺の居酒屋や性風俗店やキャバクラで働く女性たちが学生たちを「トー横キッズ」と呼び始めた。しかし彼らは「キッズ」と呼ばれることに抵抗し、2019年(令和元年)9月頃から「トー横界隈」と名乗りだした[要出典]。その後は無名の存在であったが、2021年(令和3年)頃に界隈を狙った犯罪行為や誹謗中傷の被害が問題化したことから一躍注目を浴びることになった。

2023年(令和5年)、新宿区はトー横キッズのたまり場の一つであったシネシティ広場をフェンスで封鎖。年間200日以上にわたるライブやイベント時にはフェンス開放したが、明るく活気のある空間に変化した広場[5]は、トー横キッズにとって収まりの悪い場所となった。 また、東京都は、2024年(令和6年)相談窓口「きみまも」を設置。ソフト面からもケアに乗り出した[6]

被害

新宿区は独身者の多い都心の住宅街に囲まれた立地であることから、援助交際や暴力被害、さらには未成年飲酒薬物中毒の蔓延、リストカットオーバードーズなどの自傷が絶えず起こっている[7]

果ては付近のビルからの飛び降りといった事案も発生している。たとえば同年5月には当時交際関係にあったとされる18歳の専門学校生の少年と14歳の女子中学生が近くの歌舞伎町のホテルから飛び降り自殺。のちに彼らはオーバードーズによる薬物中毒状態だったことが判明するなど[8]、深刻な問題も多々起きている。

同様のコミュニティ

トー横キッズに類似するコミュニティが大都市部に存在する[9][10]

さらに見る 名前, 集まる場所 ...
名前集まる場所
ビブ横界隈神奈川県横浜市西区にある横浜ビブレ周辺。
ドン横キッズ愛知県名古屋市中区錦三丁目にあるドン・キホーテ栄本店の周辺。
グリ下キッズ大阪府大阪市中央区道頓堀にあるグリコサインの下周辺。
警固界隈福岡県福岡市中央区天神にある警固公園周辺。
三宮界隈兵庫県神戸市三宮周辺。
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脚注

関連項目

外部リンク

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