ドイツの国家元首一覧
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1871年、プロイセン国王を皇帝とするドイツ国(ドイツ帝国)が建国。1918年のドイツ革命によって帝政が廃止され、国号は「ドイツ国」のまま、大統領(Reichspräsident)を国家元首とする共和制(ヴァイマル共和政)に移行した。アドルフ・ヒトラーが国家元首と首相職を兼任して総統(Führer)を称して以降は第三帝国とも呼ばれる。ただし、正式な国名は帝政期・ヴァイマル共和政期と同じ「ドイツ国」。
ドイツ民主共和国(東ドイツ)の国家元首は建国当初、共和国大統領(Präsident der Republik)であったが、大統領ヴィルヘルム・ピークの死去直後の1960年9月12日、同国は憲法を改正してソビエト方式へ移行。人民議会が選出する国家評議会を最高機関と定め、国家評議会議長を事実上の国家元首とした。このため、ピークは同国の最初で最後の大統領となった。
1990年4月5日、事実上初めての民主的な自由選挙によって選ばれた人民議会が憲法改正を行い、国家評議会制度は廃止された。その際大統領制の復活も検討されたが、東ドイツの解体がほぼ決定的であったため、新たに正式な国家元首の選出を行うことを断念し、憲法に第75a条を挿入し「共和国大統領の地位、任務及び権限に関する法律が議決されるまで、及び共和国大統領の選挙までは、ドイツ民主共和国人民議会の幹部会が国家評議会の権限を行使し、人民議会の議長が国家評議会議長の権限を行使する[1]」とされた。このため人民議会議長のザビーネ・ベルクマン=ポールが、1990年10月2日の民主共和国解体まで暫定的な国家元首として扱われていた。
ドイツ連邦共和国(西ドイツ → 再統一ドイツ)の国家元首は連邦大統領(Bundespräsident)と言う。それまでのドイツにおける他の国家元首とは異なり、その権限は儀礼的・形式的なものに留まっており、政治的な実権は連邦首相が有している。