ナナシ ノ ゲエム
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『ナナシ ノ ゲエム』は、2008年7月3日にスクウェア・エニックス社より発売されたニンテンドーDS用のソフト。
| ジャンル | ホラーアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | ニンテンドーDS |
| 開発元 | epics |
| 発売元 | スクウェア・エニックス |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | 2008年7月3日 |
概要
「プレイすると一週間後に死んでしまう」と言われている「呪いのゲーム」の謎を解くことが目的。 本作は以下の2つのモードを交互に切り替えてプレイしていく。
- 一人称視点で3D画面を歩き回るモード
- DSを縦にして、十字ボタンとタッチペンで操作する。移動速度は遅めになっているため、敵から逃げようとしてもなかなか距離が離れず、恐怖の演出に一役買っている。(十字ボタンの上を押すと走れる。)
- 「TS」(ツインスクリーン)と呼ばれる携帯ゲーム端末に配信される「呪いのゲーム」をプレイするモード
- DSを横にして(一般的な持ち方で)、十字ボタンとA・Bボタンで操作する。この「呪いのゲーム」は、一見すると昔懐かしいオーソドックスなロールプレイングゲームなのだが、プレイが進むにつれ徐々に不可思議な現象が増えていく。(例:バグのようなちらつきが出る・ゲームの登場人物の名前が主人公の周辺人物の名前と一致する Etc)
基本的には、「事件に関係する場所を探索し、キーアイテムや情報を見つける(3D画面)」→「探索の要所で『ゲエム』の新たな展開が配信される」→「ゲエムの展開をヒントとしてさらに探索する」という流れで進行する。
ストーリーを一度クリアできれば「ミエナイモオド」が解放され、一定距離まで近づかないと敵が全く見えない上級者モードでプレイ可能。敵の足音や呪いのゲームの画面状況などで敵の位置を正確に判断する必要がある。
スクウェア・エニックスのゲームでは珍しく、開発者が匿名としている。続編の「ナナシ ノ ゲエム 目」が2009年8月27日に発売された。
ストーリー
二画面を有する携帯型ゲーム機、TS(ツインスクリーン)。TSはここ数年のゲームシーンを賑わせ爆発的な普及を見せており、持っていない人間の方が珍しいほどにまで広まっていた。
そんなTSに関するとある噂が世間を騒がせていた。ある日突然、TSに配信されてくるという謎のゲーム。そのゲームをプレイした人間は、七日以内に死に至るという。
アトナノカ
- 南都大学で講義を受けていた主人公のTSに、突然大学の先輩である尾高(オダカ)という人物からゲームが配信(転送)されてきた。
- 講義中にこっそりそのゲームをプレイしていた主人公であったが、隣の席にいた友人であるリコから声をかけられる。リコ曰く主人公が遊んでいるゲームはクリアできなければ7日以内に死んでしまうという「呪いのゲーム」であり、彼女も5日ほど前にオダカから配信されてきたため、呪いに関しては信じていないがプレイしていると話す。リコによるとゲームの送り主のオダカはそのゲームにハマってしまった為、最近大学に姿を見せなくなったしまったらしい。
- その事で喧嘩をしてしまった為気まずく、自身で行けなくなってしまったというリコに頼まれ、主人公は大学を抜け出しオダカのマンションに彼を呼びに行くことになる。しかし、そこで待っていたのは数々の不可解な現象と現実と連動するかのような内容のゲームの追加シーンの配信、そしてTSを手にしたまま死体となったオダカだった。
- 後に主人公が戻ってこず連絡がつかないため、主人公を追ってオダカのマンションに駆けつけてきたリコも死体となったオダカを目撃する。主人公もしくはリコの通報により救急車がオダカのマンションに駆けつけ、この日の物語は幕を閉じる。
アトムイカ
- この日はリコが操作キャラクターとなり、彼女の視点で物語が進行する。
- オダカの謎の死の翌日、恋人でもあったオダカの死により放心状態となっていたリコ。
- 地下鉄南都線の電車に乗っていたところで携帯しているTSに呪いのゲームの追加シーンが配信される。
- ゲームをプレイしてみたリコはオダカと名乗るキャラクターが生前のオダカ本人の心境のような台詞を口にした後、「リコの元へ迎えに行く」と宣言するという奇妙なストーリーを目の当たりにする。
- その直後に現実世界にて、リコ以外の電車にいた乗客が全員いなくなり、さらに死んだはずのオダカの「リコ!」という呼び声が電車内に幾度も響き渡るという怪奇現象が起こる。
- リコはオダカの声に誘われるかのように電車の奥へと進んでいき、途中で電車の様子がおかしくなったり同じ車両内を無限ループしたり等、さらなる怪奇現象に遭遇する。リコはどうにかそれらの現象を掻い潜って謎を解き、ループする車両からは脱出でき電車の最後尾の車両前まで辿り着くが、そこには死んだはずのオダカが立ち尽くしていた。
- すぐさまオダカを追いその車両に入ったリコだが、オダカの姿は見当たらない。その直後に背後から様子のおかしいオダカに襲われ、リコは悲鳴をあげた後持っていたレッドカラーのTSだけを電車の床に残して姿を消す。
アトイツカ
- リコが行方不明となった次の日、主人公は領域横断情報学を提唱する南都大学の准教授である大山法基に呪いのゲームの件で呼ばれる。主人公はオダカを発見した次の日(アトムイカ)には、オダカの死体の第一発見者であるため警察に事情聴取を受けており、警察にちょっとしたコネがある大山教授はオダカの死に関する騒動と主人公の状況を警察から聞き把握していたのであった。
- 本来はリコにも来てほしかったが、昨日から連絡がつかないと話す大山教授。主人公は彼の『呪い』の定義を聞かされた後、大山が回収していたオダカのTSと別の被害者のTS(便宜上ホーキ(教授の名前)のTSと紹介されるが、後に本当に呪いのゲームを配信された教授自身のTSだったと推察できるシーンがある)と主人公のTSの受信メールアドレスの履歴を照らし合わせて見るように言われ、そこで主人公は3つのTSに共通して慈急総合病院のメールアドレス<jiq-sogo(ジキュウ-ソウゴウ)>が表示されていることに気づく。
- 実は呪いのゲームは元を辿ると全て慈急総合病院を経由して配信されていたのだ。大山から呪いのゲームの謎に迫るためにも配信元である慈急総合病院へ行くよう指示された主人公は、過去に不祥事を起こし既に廃病院と化している慈急総合病院へ到着し奥へと進んでいく。
- しかしその途中で主人公は亡霊のように肌が白く目と口が穴のように黒く染まった奇妙な顔をした人間に遭遇する。
- 引き返す訳にもいかずその得体の知れない謎の人間たちを避けつつ、探索を続ける主人公はゲームの追加シーンの配信を受ける。着信音で化け物のような人間に気が付かれる事を恐れた主人公はTSを破壊するも、その直後ゲームが配信された状態の同型のTSが主人公のすぐ近くに現れ、主人公は驚愕しつつも新しいTSを手にしてゲームを進める。新しいTSは呪いのゲームはおろか、今までの主人公のTSが受信していたメールなどもそっくりそのまま全て受信された状態となっていた。また、追加シーンが配信されていない時の呪いのゲームを起動すると、画面にノイズが走る事で恐ろしい容貌の謎の人間の接近を察知できる事が判明する。その後探索を続ける主人公はTSのメールで大山からオダカとよく似た死に方をした被害者『湯谷紳』についての情報を伝えられる。そのメールの中で呪いの痕跡よりも確実な手掛かりとなりえそうな湯谷のカルテを探すよう大山に指示され、慈急総合病院の最奥部である院長室兼資料室にて湯谷紳のカルテを手に入れる。
- しかし病院を後にしようとする主人公に呪いのゲームが配信され、そのゲーム内でリコと思われるキャラクターがリコのオダカと主人公に対する心境を語り出し、その後主人公が男性の場合は「あたしを迎えにきてくれた」と語り、主人公が女性の場合「オダカをあたしから奪った」「あたしが死んだのはあんたのせい」と言いがかりをつけ始める。
- その直後に現実世界にて、突然主人公の隣から先程から遭遇してきた得体の知れない謎の人間のように変異したリコが現れ、主人公に襲い掛かる。主人公は名前を呼びながら追いかけてくる変異したリコから全力で逃げ、なんとか廃病院を後にできた。
アトヨッカ
- 主人公の命日まであと四日となる次の日、主人公は慈急総合病院での出来事を大山に報告する。主人公が遭遇した得体の知れない人間たちを大山は『ルグレ』と名付けた。ルグレは呪いのゲームの真相に迫ろうとする者を排除する存在であり、慈急総合病院にやってきた主人公は呪いのゲームから排除対象として見なされたと思われるという推察を大山教授は語る。呪いのゲームをクリアするためにも調査を続けなければならないが、ルグレには用心するよう大山教授は語る。大山教授との話の最中、ゲームの追加シーンが配信され、大山教授に見守られながら主人公はゲームを起動し、追加シーンをプレイし終える。
- そして話の続きに戻った大山は主人公が回収した湯谷紳のカルテから湯谷はゲーム会社『ユタソフト』の社長であり、ユタソフトは呪いのゲームの基となったゲームの開発元であることが発覚した旨を告げ、呪いのゲームに関する情報を得るために大山は主人公にユタソフトがあるショッピングモールの中野ブロードウェイセンターに向かうよう指示する。
- 中野ブロードウェイセンターにやってきた主人公を待ち受けていたのは、夜とはいえ人気がほとんどなく閑散とした館内と、慈急総合病院の時と同じく現れた多数のルグレたちであった。4階に位置するユタソフトへと向かう途中大山教授からメールが届き、ネットで有名なフリーの百科事典から『ユタソフト』は既に倒産してしまっているという事実が判明したと告げられる。しかし電話連絡をした所、子供の声のような女性が出てくれてアポイントも取れた為、何かしらの残務処理が行われている状態であると思われるので予定通り向かうよう指示を受ける。多彩な方向から迫り来るルグレたちを避けつつどうにか主人公はユタソフトへと辿り着き訪問するが、会社内は人気が全く無く、所々に物が倒れ資料が散乱している荒れ果てた状態となっていた。その時配信されてきたゲームを主人公がプレイしたところ、デバックモードなる表示がされたため、主人公が「エンディングチェックをしますか?」という選択肢に「はい」を選択したところ何とゲームのエンディングが始まりスタッフロールが流れ始める。しかし当然ゲームをクリアできたわけではなく、スタッフロールはバグにまみれていた上途中で止まり、ユタソフトの社員一覧と思わしき部分にて社員の名前の頭文字が赤く染まり「ユルサナイ」と表示され追加のゲームシーンは終了する。
- 主人公は手がかりになりそうな資料をかき集め、ゲームの会社内の机からユタソフトの社員名簿を回収してユタソフトを後にし、迫り来るルグレたちを上手く避けながら最終的に地下2階にエレベーターで向かい、中野ブロードウェイセンターを脱出する。
アトミッカ
- 主人公の命日まであと三日となる次の日、主人公がユタソフトから回収した社員名簿からユタソフトの5人のスタッフの情報を知った大山は故人である社長の湯谷を除き、ディレクターの生田潮以外は行方不明であると語る。結果として呪いのゲームの真相に迫るにはディレクターの生田潮を訪ねる必要がある。
- 大山は社員名簿に載っていた生田の現住所を主人公に知らせ、主人公を生田の住居へ訪問するよう指示する。
- しかし生田の住居に辿り着いた主人公は家が差し押さえを受けて競売にかけられている状態になっていることを知る。誰も住んでいないと思われる生田の家から手掛かりを探るべく、一室の割れた窓から家の中へ侵入した。
- 家内調査の途中で呪いのゲームが配信されてくるが、その内容は今までと違い少女のようなキャラクターが操作キャラクターとなっており、ステージも今主人公がいる生田家に酷似した一軒家のようなエリアとなっていた。
- ゲームはかつての生田家と思わしき3人のキャラクターが話すストーリーを展開していく。ゲームに登場した一家は夫婦と娘一人の3人家族であり、生田潮と思われる父親が会社での仕事のために何日かしばらく家を留守にすると話し、娘はそれを嫌がるものの父親から「また休みが取れたらあの海が見えるホテルに旅行へ行こう」と宥められ、父親を見送る。ゲームはその父親が大好きな娘のしばらく母親と2人で暮らしている様子を描いていく。父親が家を出てから時が経つにつれて娘は徐々に父親への不満を募らせていく。
- ゲームを終え家屋の探索を続ける主人公は2階の子供部屋でひび割れた家族写真を見つけ、さらにその直後響いてきた鼻歌により子供部屋の押し入れに潜んでいた生田潮を発見する。
- そして生田発見直後に配信されたゲームは、先ほどと同じく一家についてのストーリーとなっており、ある日娘が父親の件で母親に憤慨して家出をし、その後家出した娘と入れ替わるように謎の男性キャラクターがいきなり家に侵入し、母親を子供部屋に追い詰めて殺害するという恐ろしい内容となっていた。
- このように呪いのゲームから過去の生田家にまつわる出来事を追体験した主人公だが、突然主人公の目の前が家出した娘『生田あさひ』の視点になり、母親に怒った自分に反省して家に戻ってきたあさひの身に何が起きたかを彼女の視点を通じて知ることになる。
- あさひは母親に謝るために母親がいると思われる2階へ進むが、子供部屋で辺り一面を血まみれにしている眼鏡をかけたスーツ姿の男に遭遇する。
- この男はユタソフトの社長である湯谷紳であり、生田への私怨を抱いていた湯谷は生田家に侵入して子供部屋で生田の妻である生田朋花を惨殺していたのだ(この時朋花の遺体は見当たらず、湯谷の手によってひとまず押し入れに隠されていたと思われる)。
- 朋花の返り血に塗れる湯谷は、続けてあさひまでも手にかけようと彼女に近づくが、あさひは湯谷から逃げ、主人公が家に侵入するときに使った一室の割れた窓(この回想の時点で割れている為、湯谷が侵入の為破壊したであろう事が示唆されている)から間一髪生田家を脱出する。
- その直後に過去のあさひ視点の幻視から目を覚ました主人公は生田家の一連の事件を知ることとなり、生田家の不幸により生気を失いかけていた生田が持っていた絵日記を回収して生田家を後にする。生田は警察に保護されることとなった。
アトフツカ
- 主人公の命日まであと二日となる次の日、オダカのTSを返却がてら向かっていた警視庁にて、事件アーカイブから生田家での事件を調べ詳細を知った大山は、生田家では確かに4年前主人公が見たという幻視と辻褄が合う内容の殺人事件が起きていた事と、あさひがショックなどにより証言できなかったのか湯谷への逮捕状は出されていなかった事、朋花が亡くなってもなおゲーム制作を続ける父親に失望したと思われるあさひが再び家出をし行方不明となっていたという情報を得ており、主人公に伝える。
- 大山は自身が湯谷に殺された事や娘の行方がわからなくなってしまった事による生田朋花の怨念が生田潮が制作しているゲームに取り憑いて、呪いのゲームが生まれたのではないかと仮説を立てる。
- 続けて、呪いのゲームの呪いを解くには行方不明となったあさひを発見して保護することが条件ではないだろうかという仮説も立てた大山は、主人公が回収したあさひの絵日記に記されていた『ミサキホテル』に生田あさひがいるのではないかと推測し、オダカのマンションを調べた後に今回は自身も追ってミサキホテルへ向かう事を主人公に話した上で、一足先に主人公にミサキホテルへ向かうよう指示する。
- 主人公はミサキホテルへ徒歩で向かえるルートである旧道へやってきた。主人公はミサキホテル近くの旧道を進みトンネルや屋外、廃トンネルにて行く手を阻むルグレに遭遇するも、それらを躱しつつホテルの建物へと辿り着くが、ホテルは既に廃業され人気が無くかなり荒廃した状態となっていた。
- ミサキホテル内を探索をする主人公は客室で複数のルグレから挟み打ちにされ窮地に陥るが、その時配信された呪いのゲームにてどういう訳か大山と名乗るキャラクターが登場し、そのキャラクターから「ここは僕に任せて、生田あさひを探すんだ!」と指示される。ゲーム画面から顔を上げると自分を挟み撃ちにしていたルグレの一方が姿を消していた。
- そして最終的に結婚式場に辿り着いた主人公は、式場のテーブルの一つに顔を伏せて座ったまま孤独死していたあさひを発見。その直後に主人公に呪いのゲームが配信され、ゲーム内であさひは教会のようなエリアで倒れ伏していた。ゲームを通してあさひは自身から父親と過ごす時間を奪い、母親が死ぬ発端となったと感じているため『ゲーム』というものを深く憎んで嫌っている事を語る。そして何故父親は帰ってこないのかを主人公に問い詰め、最後に「どうしてパパは来てくれなかったのにあなたは来てくれたの?」「私はずっとパパを待っていた ずっと ずっと...待っていたのに」と話して消えていった。
- 呪いのゲームの呪いは朋花によるものではなく、ゲームを憎むようになり最後には孤独死した生田あさひの怨念によるものだったのだ。
- そして現実世界でもゲームのようにあさひが主人公の前から姿を消す。あさひのいたテーブルから絵日記の破られていた2ページを発見して回収した主人公は、メールで大山がホテルのすぐ近くまで辿り着いたという連絡を受ける。大山と合流して報告すべく、ホテルを後にしようとする。その途中主人公は眩い光に包まれ、来る時に通った廃トンネル内へいつの間にか戻ってきていた。
- 廃トンネル内にて大山がメールで廃トンネルの入り口で待っていると知らせてくるが、次第にメールの内容がおかしくなっていく。廃トンネルの入り口へ向かう主人公だが、入り口では呪いのゲームに関わりが無いはずの大山がどういう訳かルグレと化して待ち受けていた。ルグレ化した大山は猛スピードで主人公に襲い掛かるが、主人公は急いで廃トンネルの脇道に逃げ込む。
- その直後に配信された呪いのゲームの追加シーンをプレイしたところ、ゲーム内のホテルの客キャラクター達が話しかける事に全員あさひのキャラクターの姿に変わり、父親やゲーム、ゲームを遊ぶ者、ひいては主人公への激しい憎悪を投げかける。
- 発見された事で成仏されたかにも見えていたあさひでだったが、一切憎しみを静める事はなくゲームの呪いは今まで通り続いていたのであった。
- 主人公は絶望的な状況でアテもなく、ルグレと化した大山がいる方向へ向かうわけにもいかず廃トンネルを再びホテル方面に向かって進んでいたところ、パソコンの自動送信による大山のメールが届き、そこには万が一の事態に備えてこのメールを用意していた旨と、オダカの部屋の灯台の落書きについての疑問が書かれていた。メールを読んだ主人公はオダカがいたロフトに灯台の落書きがあったことを思い出し、さらに先程回収した絵日記の1ページにも灯台が描かれていたことも思い出す。
- このことからミサキホテルの近辺にある『七支岬灯台』に呪いの謎を解く手掛かりがあることを見出した主人公は廃トンネルを脱出し、最後の望みを賭け七支岬灯台へ向かう。
サイゴノヒ
- そして七支岬灯台へ向かう途中で日付が変わり、主人公の命日となる最後の日、大山を失って孤立無援となった主人公はたどり着いた灯台の入り口でルグレのような姿となったあさひと遭遇する。その瞬間にあさひは姿を消すが、灯台内で展望台を目指す主人公の目の前に幾度か現れては消えるを繰り返して主人公を妨害する。
- 展望台に辿り着いた主人公は展望台から飛び降り自殺をするかのように下へ落下していくあさひを目撃する。主人公は落下したあさひを追って地上へ戻るが、夜明けまで残り数分(ゲームシステム的には残り3分である旨がプレイヤーに示される)しかない。夜明けとともに自身の死の期限が到達する事を悟った主人公はあさひを追うが、その途中でこれまで呪いのゲームで死んでルグレとなっていた被害者たちの石像を発見する。
- 最初に見つけた大山の石像に触れるとルグレとなった大山が現れ、接触すると襲ってくることはなく主人公にゲームを通して語りかけてくる。大山は実は主人公より1日早く呪いのゲームを配信されていた事と、その後すぐ同様に呪いのゲームを配信された主人公が現れた為、配信されてきた呪いのゲームを無視し続けたら(一切起動もプレイもしなかったら)どうなるのかの検証を自分自身を使い行っていた事を明かす。さらにゲームに取り込まれたことで知ることができたという生田潮のゲーム制作の真意を主人公に話し、うまくいくかわからないが他の被害者たちにも伝えてみるということも話してゲームが一時終了する。
- 主人公は他の被害者たちの石像にも触れ、ゲームを通して大山の話を聞かされた被害者たちと話し、皆からあさひにゲームの真実を伝えてほしいと託される。最奥部の岬のベンチに座っているあさひを発見した主人公はTSを起動するといつの間にか配信されていた呪いのゲームを開始。
- ゲーム内であさひはゲームの真実を伝えられ、さらに途中で現れた母親の生田朋花から説得を受ける。そして現実世界にて、正気をとりもどした状態で岬のベンチにやってきた生田潮はあさひとの約束を破ったことを謝り、今まで制作していたゲームへの本当の想いをあさひに伝えた。
- ゲームの中とはいえ母親と再会でき、父親の本当の気持ちを知ることができたあさひは憎悪の感情を失いルグレの姿から元の姿に戻り、朝日が昇った明るい空へと消えて成仏した。
- こうしてあさひの呪いから解放されて生き伸びることができた主人公は、その場に居合わせた生田に制作中のゲームの続きはどうなるのかを聞く。生田は死んでしまった妻の朋花や娘のあさひのためにも制作中のゲーム『LOAD TO SUNRISE』を完成させることを決意する。
登場人物
- 主人公
- 20歳。名前はプレイヤーがゲーム開始時に自由に設定可能であり、デフォルトネームは存在しない。ゲーム開始時に性別も設定する事となり、男性または女性が選択できる。
- 私立南都大学の2回生で、文学部国文学科に在籍しているごく普通の大学生。
- 夏期休暇を目前に控えたある日、大学の講義中に先輩であるオダカから配信されてきたゲームを受け取る。ゲームを一通りプレイした後、共に講義を受けていた友人のリコに声をかけられ、今しがたプレイしていたゲームがクリアできなければ送られてきてから1週間で死ぬと噂されている呪いのゲームである事(ただしリコは呪いに関しては信じていなかった)、リコもオダカから受け取り遊んでいる事、オダカがこのゲームに熱中し学校に来なくなっている事を聞かされる。
- リコの頼みでリコの恋人でもあるオダカの家へ様子を見に向かうが、そこで再び配信されてきたゲームをプレイしつつ変死したオダカを発見。呪いの連鎖に巻き込まれる。オダカの死体の第一発見者として翌日の警察の事情聴取を経て、さらに翌日事情を聞きつけた通っている大学の准教授大山に呼び出され、彼の協力のもと数々の場所に調査に向かい呪いの真相に迫っていく。
- 男女どちらを選んでも移動速度やストーリー自体は変わらないが、作中での台詞が全て性別に対応したものに変化する他、特定の地形での足音が異なる(草地などでは共通して同じ足音だが、屋内などで異なる足音を聞き取ることができる)。
- またアトムイカやアトイツカで語られるオダカやリコとの関係性が変化する。スポーツ経験は特に無いごく普通の大学生であることを意識しているためか、スタミナ切れ等の概念は存在しない代わりに走行速度は遅い。
- 長沢 理子(ながさわ りこ)
- 19歳。主人公の友達で大学生。愛称リコ。
- 文学部史学科在籍。オダカの恋人。ゲームに熱中し大学に来ないオダカと喧嘩してしまい、気まずいため主人公にオダカを家から連れ出してくれるよう頼む。主人公よりも五日早くオダカからゲームを配信されているが、ゲームの呪いのことは信じていない様子。オダカの死の翌日、死んだはずのオダカの声に誘われ向かった先で、ルグレと化したオダカに襲われ死亡。その後彼女もルグレと化し、主人公に襲いかかる。
- 後に呪いのゲームの中でも登場し、その際の主人公の性別によって台詞が若干変化する。主人公が男性の場合、内心ではオダカよりも主人公に好意を抱いていたことが判明する。
- 物語終盤で配信ゲームを通じて話しかけて来た際は正気に戻った様子を見せ、先述のオダカに関する言動なども呪いのゲームの影響が大きかった事が示唆されている。
- 尾高 文人(おだか ふみひと)
- 21歳。主人公の先輩で大学生。愛称オダカ。
- 文学部地理学科人文地理学専攻。金持ちの息子で、高級マンションで一人暮らしをしている。配信されてきたゲームをプレイしてしまい、家に籠ってゲームをクリアし生き残ろうとした(ゲームクリアの為に、「魔除けの水」なる物を購入している)が、最初の街から出ることすらできずに七日が経過。呪いによって死亡し、水死体となって発見された。その後ルグレと化し、リコを死亡させた後、主人公にも襲いかかる。
- 後に呪いのゲームの中でも登場し、その際主人公の性別によって台詞が若干変化する。主人公が女性の場合、内心ではリコよりも主人公に思いを寄せており、リコを疎ましく思っているような発言もある。
- 物語終盤で配信ゲームを通じて話しかけて来た際はリコ同様正気に戻った様子を見せ、先述のリコに関する言動なども呪いのゲームの影響が大きかった事が示唆されている。
- 大山 法基(おおやま ほうき)
- 35歳。南都大学社会学部現代社会学科准教授。
- 領域横断情報学専門。警視庁にコネがあるらしく、呪いのゲームに関する事件を知っている。呪いのゲームを配信された主人公の手助けをするが、自分から動くことは滅多になく、基本的に情報収集をしたり、主人公にメールでその情報を与えたりする。実は主人公より一日早く呪いのゲームを配信されており、配信の直後に呪いのゲームを持った主人公が現れたため、「呪いのゲームを無視し続けると(一切プレイも起動もしないと)どうなるか」と言う実験を自らのTSを用いて実行、その結果ゲームに取り込まれてルグレと化してしまう(これにより、もし呪いのゲームが配信された場合一切遊ばなくても1週間後死に至ってしまうことを証明した)。また、ルグレ化したばかりだったからなのか別の要因かは不明だが凄まじい速さで走り主人公に向かってくる様子を見せた。
- しかし自我を保っていたため執拗に主人公を襲うことはなく、さらに万が一の事態に備えて用意していた自動送信メールにて、主人公を最後までサポートして活路を見出させた。物語の最終盤では呪いのゲームを通じて主人公に話しかけ、あさひを助け呪いの連鎖を終わらせてほしいと頼む。
- 生田 潮(いくた うしお)
- 42歳。物語のキーパーソンとなる男性。かつてはUTA-SOFTに勤務しゲーム開発をしていた。
- 人望に厚く、社員からも慕われていたが、理想主義を貫いたゲーム作りをしたため湯谷に解雇されてしまう。
- さらには妻の朋花を何者かに惨殺された上娘のあさひにも心を閉ざされてしまい、その娘も家出により姿を消し行方不明となった事で精神と心を病みローンが滞った末自宅を差し押さえられ、自身も失踪した。実際はその後差し押さえられた自宅に密かに戻り、廃人同然の暮らしをしていた(冷蔵庫に僅かな食料があることなどから、最低限の生命維持の行動はしていたと思われる)が、物語後半で主人公に発見され、警察に保護される。
- 大山はあまりにも凄惨な不幸に連続して見舞われた事から生田が正気を取り戻す事はおそらくないであろうと推測していたが、後に無事正気を取り戻して灯台の近くの海岸にいた主人公とあさひの霊の前に現れ、寂しい思いをさせ続けてきたあさひに謝罪した。あさひや主人公の言葉を受け、あさひや朋花に償うためにも製作途中だったゲームの続きを作ることを決意する。
- 生田 朋花 (いくた ともか)
- 生田潮の妻。
- 夫がゲーム製作のためにしばらく家を留守にして会社に勤務している間、家事と娘のあさひの世話をしていた。
- しかし突然生田家に侵入してきた湯谷に子供部屋に追い詰められ惨殺される。
- サイゴノヒの終盤でゲーム内に登場し、あさひを説得した。ゲームの中の世界ではあったが死に別れた娘と再会でき、彼女を成仏させることができた。明確な事は不明だが、他の被害者たちと違いゲーム内には残らず、おそらくあさひと共に成仏していったと思われる。
- 生田 あさひ(いくた あさひ)
- 生田潮の娘。作中で登場する際は一貫して白いワンピースを着用している(ホテルで亡くなっていた際の服装でもある)。
- もともとは家族を愛する普通の優しい娘だったが、ゲーム制作に打ち込み家に帰らない父に対しだんだんと嫌悪感を抱き始め、更には母親が湯谷に惨殺された現場を目撃してしまう。自身は逃げ出し助かったものの、母親の死後もゲームを作り続ける父の姿を見て完全に心を閉ざしてしまい、ある日突然行方不明となり、孤独に死亡する。死後は霊となってこの世にとどまっており、彼女が抱いていた母親を殺された恨みや怒り、父に対する不満が父・潮の作っていた未完成のゲームに宿ったことで呪いのゲームを生みだす。ゲームそのものを憎悪しており、ゲームに関わるすべての人間に報復しようとした。最後は主人公によって事件の真相が判明、さらにゲームの中に現れた母と現実世界で海岸のベンチまでやって来てくれた父の説得によって改心し、成仏した。グッドエンディングでは主人公に感謝するメールを送っていた。享年7。
- 彼女本人は今作で成仏し呪いが解かれたことになるが、ほんの子供でありながら凄惨な経験をさせられゲームに宿っていたその憎悪はとある存在を生み出し、続編にて新たな呪いの連鎖を生み出す発端となった。
- 湯谷 紳(ゆたに しん)
- UTA-SOFTの社長。呪いのゲームの犠牲者の一人。
- 家族のため幸せそうに働く生田に嫉妬心を抱いており、その生田によって会社が倒産寸前にまで追い込まれた結果、精神を病んで半狂乱となり、あさひの母を惨殺してしまう。唯一の目撃者であったあさひが失踪したことにより逮捕はされなかったが、後に呪いのゲームによって死亡した。終盤で正気に戻った状態でゲーム内に登場し、主人公に自分の本当の気持ちを伝える。
- アトミッカの過去のあさひ視点で登場し、目撃者のあさひを多彩な方向から現れてはゆっくりと追跡する。ルグレと同じく触れてしまうとゲームオーバーになるため、目的の場所まで逃げ続ける必要がある。なお人間ではあるもののルグレと同じ扱いのようで、彼がいる場所ではTSのゲーム画面にノイズが走り、ミエナイモオドでは透明になる。
- アプリゲーム作品「ナナシノ或プリ(現在配信停止により入手不可能)」にて過去が描かれたが、元は善良な性格であった事や、何らかの事情により苗字は「湯谷」ではないが弟がいた事が判明した。
- また、会社で製作していた(呪いのゲームの基となった)ゲームは一から作られたのではなく、1988年に起きたとある火災現場の焼け跡から発見され倉庫に長年保管されていたゲームソフトを湯谷が手に入れ、弟に依頼し可能な限り復元してもらいそれを基に作られていた事も判明した。さらにその焼け跡から見つかったゲームには既にある人物の憎悪(呪い)が宿っており(あさひのものとは別)、その為に湯谷が狂い負の感情を増幅させ本作での凶行に及んでいた事が示唆されている。
- ルイーズ 野間(るいーず のま)
- UTA-SOFTのサウンドコンポーザー。作中で登場するUTA-SOFT社員の紅一点。
- 名前からハーフなどである事を伺わせるが、詳細や生前の容姿は不明。
- 呪いのゲームによってルグレと化し主人公に襲いかかるが、素性(ルグレ達の一部が彼女らユタソフトの社員であった事)が判明するのはゲーム最終盤になってからである。自分の作った音楽をずっと聞いていられるという理由から、ゲームに取り込まれたことを喜んでいる。
- 現在配信が終了しているアプリゲーム作品『ナナシノ或(あ)プリ』に登場したノマという人物と同じ名字(アメリカ人などの場合苗字が後に来るため)であるが、関連は不明。
- 柳楽 典光(なぎら のりみつ)
- UTA-SOFTのプログラマー。
- プログラマーの自分以上に熱心にゲーム制作に打ち込む生田に共感し、自らも懸命にゲーム制作に取り組んでいた。呪いのゲームによってルグレと化し、その意識を「バグだらけ」の世界に閉じ込められたまま主人公に襲いかかる。
- 沢村 久志(さわむら ひさし)
- UTA-SOFTのグラフィッカー。呪いのゲームによってルグレと化し、主人公に襲いかかる。
- 生田の不当解雇に反対して退職した(もしくは退職届を出す事で抗議していた)らしい。物語終盤にて、幼いころに母親を亡くしており、母を失ったあさひの気持ちも分かると言っていた。
用語解説
- 呪いのゲーム
- 「7日間以内にクリアできなければ死ぬ」と都市伝説的に伝わる謎のゲーム。死の呪いは例外なくプレイした者に訪れる本物で、作中多くの人物が命を落としている。死までの期限は配信されゲームを受け取った日を含めて7日間(例として8/1に配信されれば8/7が死の期限)となる。
- TSの配信機能によって多くの人間に伝播し、増殖を繰り返している。
- 主人公のTSのメインメニューに常に表示されているが、本来ゲームタイトルにあたる部分はひどく文字化けしており、シナリオの進行状況に応じて「アトナノカ」「アトムイカ」と、プレイしている人間に死が訪れるとされる日までの残り期限が表示される。
- 配信を受けたTSを物理的に破壊しても、すぐさま別の同型の正しく可動する状態かつ、そのプレイヤーが進行させている状況の呪いのゲームが配信されたTSがプレイヤーの前に現れる為、その方法で呪いから逃れることはできない(この現象により逆になんらかのトラブルでTSが破損等した場合でも、ゲームの続行が不可能にはならないようになっているともいえる)。
- 配信されてから一切プレイしなかった場合でも1週間後死に至る事が大山の実験により判明した。生き残るには1週間以内にクリアする、もしくは自身の期限が来る前に誰かが呪いのゲームを消滅させてくれる必要があるが、配信されてきた時点では最初のシーンを遊ぶことしかできず、事実上ゲーム単体でクリアすることは不可能である(呪いを信じたオダカは家に篭りゲーム単体でのクリアを目指していたが、次のシーンが配信されないため最初の町から出る事もできなかった。ただしリコの死の期限となる最後の日に彼女へゲーム配信がされてきた事や、現在は配信されていないモバイルゲーム「オダカの死に様」というサイドストーリーにて、オダカの死の直前に自身を生贄にしようとする村人たちから逃げるという内容のゲームが配信されてきた描写があることなどから、現実世界で適切な行動を取らずクリアできない場合でも、時間切れの直前にはその人物の死に方を示唆するようなゲームが配信されてくる事もある模様)。
- クリアするためには現実世界にて行動して呪いのゲームの真相に迫り、追加して配信されてくるゲームシーンをプレイし最後には呪いを解く(呪いの元凶となっている人物を成仏させる)必要があるが、その場合ルグレをはじめとした脅威にも曝され、1週間を待たずに死亡する危険性が生じる事となる。またタイムリミットによる死までの期限は配信からきっちり1週間後(168時間後)ではなくプレイヤーによって振れ幅があるようで、主人公は昼間にゲームをオダカから配信されたが、その日を含め1週間後の早朝の夜明けと共にリミットを迎えている(夜明けの数分前に画面に残り時間が提示され、残り時間内にクリアできなければ本当に時間切れでゲームオーバーとなる)。
- 死亡した人間はゲーム内に取り込まれ、石像となっている他、場合によりルグレとして現実世界に戻り使役され、他のプレイヤーを襲うよう差し向けられている。またプレイしたのが子供だった場合、現実世界では大人同様死亡してしまうが、ゲームの中の世界で生きられているかの様な描写が存在した(おそらく今回の呪いの根源であるあさひが幼い子供である為、自身と同じ子供にはある程度自由や救いを与えていた為と思われる)。
- 主人公がクリアしたのち、石像だった者達も動けるようになり、ゲームの中で生活できている事が続編で判明した(ただし続編での呪いのゲームは別の存在が引き起こしたものであるため、あくまで今回のあさひのゲームの犠牲者に限られた描写となる。また、明確に描かれたのはオダカや大山など一部のみで、全ての犠牲者がそのようになれたのかは不明)。
- ルグレ
- 主人公の前に度々現れる謎の存在。姿形自体は人間と同じで衣服も着用しているが、肌が白く、目と口が穴のように黒く染まった異様な顔が特徴。触れた者の命を奪い、主人公も接触するとゲームオーバーとなる(ただし必ずしも生者に触れる=命を奪う存在という訳では無い様で、とあるシーンでは、触れても主人公の命を奪うことはなく、ゲーム進行に関わる要素となっている)。その正体は、呪いのゲームをクリアできなかった死者であり、呪いの真相に迫ろうとする者の前に立ち塞がり、排除しようとする。
- 行動パターンは複数あり、特定の場所で立ち止まったり、決まったルートを巡回したり、目的地へ進み到達すると立ち止まる等ある。また一定の距離まで近づくとこちらへ素早いスピードで襲い掛かるルグレもいるため、不用意に近づくのは危険である。
- 「ルグレ」(regret)という名は大山教授が付けたもので、フランス語で「後悔」の意。
- 呪いのゲームの画面に強い影響を及ぼし、ルグレが近く(同じフロア)にいるときに呪いのゲームの画面を開くとノイズが走る。さらにルグレとの距離が近いほどノイズが強くなる。この性質を利用して呪いのゲームの画面をチェックすることでルグレに対してクリアリングが可能。ただし万能ではなく、エリアにまだ配置されていないルグレ(どこからかエリア内に侵入してきたりワープのような形で現れるルグレ)は基本的に現れる前に感知できない他、エリア内にルグレが複数いる場合でも人数などを示してくれる情報は与えられない為、留意する必要がある。
- ミエナイモオドでは一定距離離れていると透明化して文字通り見えなくなる。(至近距離まで近づくと通常モード同様姿を視認できる他、足音や声は聞こえる)
- UTA-SOFT(ユタソフト)
- ゲームソフトメーカー。
- 家族愛をテーマとした「プロジェクトSUN」と称されるゲーム開発を行っていたが、スタッフ間の不和をきっかけとして本編開始の4年前に倒産、その後社長であった湯谷の変死を皮切りに、会社関係者が次々と失踪している。
- TS(ツインスクリーン)
- 主人公が携帯する携帯ゲーム機。名前の通り2つの画面が連結した構造となっている。
- ネットワーク接続機能を持ち、電子メールのやりとりやゲームの配信を受けることができる。ネタ元のDSと異なり、作中基本的にどのような場所でもネットワーク接続やゲーム及びメールの受信が携帯電話のように行えている描写がある(現実でも、こちらは既にサービスが終了しているがPSVITA1100型など、SIMカードを利用するなどしてモバイル回線などによる場所を問わないネットワーク接続ができた携帯ゲーム機の例は存在した)。
- 探索パートでセレクトボタンを押すことによりメインメニューを呼び出すことができ、セーブと中断もそこで行う。なおメニューのデザインは初代ニンテンドーDS(後継のDSLiteも同様)のメインメニューを模したものとなっており、ネタ元と同じく一番上のボタンをタッチすることで「呪いのゲーム」をプレイすることができる。
参考
ナナシ ノ シタイ
富士急ハイランドのお化け屋敷「戦慄迷宮4.0」とのコラボレーションで、「戦慄迷宮4.0 ナナシ ノ シタイ[1]」が2008年7月から11月までの期間限定で行われていた。アトラクション内で「ある言葉」が書かれたアイテムを持ち帰ると、ゲーム内で隠しモードが遊べるようになる。また、ゲーム内にもアトラクションの一部と思われる舞台が登場する。 ナナシノゲエムのハジメカラを選んでプレイヤーの名前を「ノロワレロ」(先述のアトラクションで手に入るアイテムに書かれている言葉)にするとコラボステージがプレイできるようになる(内容としては冒頭の会話パートがカットされた、本編3日目(アトイツカ)をプレイする事になる。病院ステージの各所に血まみれのナースルグレが追加された高難易度バージョンであり、クリアすると特別なメッセージを見ることができる他、コラボステージという仕様上中断セーブができなくなっている。また、クリアしても次の日に進んだりすることはない)。