ナンブソウ
From Wikipedia, the free encyclopedia
地下には細い根茎が横に這う。茎の高さは20-30cmになり、全草無毛である。根出葉は長さ6-10cmになる細長い葉柄があり、根茎の先端から伸びる。無柄の3小葉からなる根出葉は、長さ6-10cm、幅4-8cmになる。頂小葉は倒卵形から菱状広卵形で先が3浅裂し、2つの側小葉はゆがんだ扇形で先が波状に2-3裂し、裂片の先端は鈍い。葉質は膜質で滑らかで、裏面は白緑色になる[4][5][6]。
花期は5-6月。根茎の端から花茎を出して直立し、その先に白色のやや多数の花を穂状花序につける。花は径約7mmで、萼片と花弁が退化している。雄蕊は9-15個あり、花糸はへら形で、長さは長短不揃いである。雌蕊は1個で、基部に1個の胚珠がある。果実は長さ3-4mmの腎形の袋果となり、中に種子1個が入り、裂開する[4][5][6]。