ニコモルヒネ
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その他名称
3,6-Dinicotinoylmorphine
投与経路
Oral, Intravenous, Rectal
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| 遺伝子治療 | |
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| 臨床データ | |
| その他名称 | 3,6-Dinicotinoylmorphine |
| AHFS/Drugs.com |
国別販売名(英語) International Drug Names |
| 投与経路 | Oral, Intravenous, Rectal |
| ATCコード | |
| 生理学データ | |
| 法的地位 | |
| 法的地位 |
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| 薬物動態学データ | |
| 識別子 | |
| CAS登録番号 | |
| PubChem CID | |
| ChemSpider | |
| UNII | |
| KEGG | |
| CompTox ダッシュボード (EPA) | |
| ECHA InfoCard | 100.010.326 |
| 化学的および物理的データ | |
| 化学式 | C29H25N3O5 |
| 分子量 | 495.526 g/mol |
| 3D model (JSmol) | |
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| データページ | |
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ニコモルヒネ(Nicomorphine)は、モルヒネの3,6-二ニコチン酸エステルである。オピオイドアゴニストである強い鎮痛剤で、モルヒネの2-3倍の効果を持つ。副作用は、ジヒドロモルヒネ、モルヒネ、ジアモルヒネと似ている。ニコモルヒネは、1904年に初めて合成され、1957年にオーストリアのLannacher Heilmittel Ges. m.b.H.によってVilanとして特許が取られた。塩酸塩が、注射用の10 mg/ml溶液のアンプル、5 mgの錠剤、10 mgの座薬として入手できる。他の会社からは、10 mgの錠剤や別濃度の注射用アンプル等の形でも売られている。特にドイツ語圏や中央ヨーロッパ、かつてのソビエト連邦等で、手術後、癌、良性腫瘍、その他の神経因性疼痛の緩和のためによく用いられた。自己調節鎮痛法でよく用いられ、始めは3から5時間おきに5から10mgを摂取する。
モルヒネの3,6-ジエステルは、脂溶性が高まる等のため、中枢神経系への浸透がより良く、効果がより早く発現する。半合成オピエートのこのグループのプロトタイプはヘロインで、他にジプロパノイルモルヒネ、ジアセチルジヒドロモルヒネ、ジサリチルモルヒネ等を含む。静脈内に投与するとヘロイン様の強い作用を示すが、吐き気の発生率が低い等の副作用の違い以外でモルヒネと区別することはできない。