ヌンダスクス
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| ヌンダスクス Nundasuchus | |||||||||||||||||||||||||||
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復原図 | |||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||
| 三畳紀 | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Nundasuchus Nesbitt et al., 2014 | |||||||||||||||||||||||||||
| 種 | |||||||||||||||||||||||||||
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ヌンダスクス(学名:Nundasuchus)は、絶滅した主竜類の属の一つで恐らくワニ類である。 タンザニアの中期三畳紀(2億4000万年前)のマンダ層から知られている[1]。
ヌンダスクスは初期の爬虫類や単弓類を襲って食べる最上位の捕食者だった。瞬間的にすばやく動くことが可能で、身を潜めて若い個体や弱った獲物が近くに来た時を見計らって奇襲をしかけたと言われている。全長約3mと推定される。ステーキナイフのような歯をもち、背中には骨質の板がある[2]。足は体の下からまっすぐ伸びる。この事は後の恐竜にも共通する。この事実は、この特性が、ヌンダスクスより後の三畳紀のワニ類とより進化した爬虫類である恐竜の類縁関係を示唆している。この構造は両者の共通祖先の段階で獲得されたものかも知れない。
ヌンダスクスは僅かにホロタイプ NMT RB48という部分的に完全で部分的に関節した標本のみで知られる。それはタンザニアのダール・エス・サラームにあるタンザニア国立博物館に所蔵されている。ホロタイプは部分的な右の翼状骨、ほぼ完全な右の歯骨、右の板状骨、右の上角状骨で構成される。それと単離した歯も含まれる。体骨格も知られている。部分的な環椎、2つの関節した頚椎、2つの関節した胴椎、 最後部の胴椎、肋骨のある仙椎、最前部の尾椎、尾椎の肋骨、腹肋骨、関節したも皮骨とそうでない皮骨、間鎖骨つきの部分的な肩甲骨、完全な左右の上腕骨、右の関節丘、左の大腿骨、両方の恥骨、両方の腓骨、左の脛骨、左の距骨、左の踵骨、左の四つの中根骨および中足骨、右の第三から第五の中足骨、その他数多くの断片的な骨が見つかっている[1]。
NMT RB48 は Sterling Nesbitt によって2007年に発見された[3] 。Z41というサイトのおよそ100平方メートル四方の範囲の路頭で、他の主竜類やリンコサウルス類と共に発掘された。Z42という別のサイトでは4種のキノドン類(スカレノドン、マンダゴンフォドン、未命名の2種)や4種のディキノドン類(テトラゴニアス、サングサウルス、アンゴニサウルス、そしてレクニサウルス)、主竜形類のステナウロリンクスとアシリサウルスが見つかっている。Z41とZ42は、ンダティラ川とンジャリラ川のあいだに位置し、ルフフ盆地のマンダ層のリフア部層中部の泥岩と砂岩の地層で三畳紀中期アニシアンの年代である[1]。