ネイプルズ・フィルハーモニー管弦楽団
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1982年設立。1984年にティモシー・ラッセルが初代音楽監督に任命される。1989年本拠地となるフィルハーモニック・センター・フォー・ジ・アーツが開館した[1][2]。2013年、フィルハーモニック・センター・フォー・ジ・アーツをアーティス-ネイプルズ (Artis—Naples) へと名称を改め、ベイカー美術館を含む視覚芸術と舞台芸術を組織統合した多角的芸術拠点となる[3][4]。
2014年からアンドレイ・ボレイコが音楽監督に就任し、ベイカー美術館と連携した独自のプログラムを多数展開した。視覚芸術作品 (パブロ・ピカソやアレクサンダー・カルダーの小作品展など) に合わせた、現代作曲家ギヤ・カンチェリへの委嘱作品の初演。バレエ・リュスにインスパイアされた視覚芸術と、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「プルチネルラ」や「火の鳥」を融合させた公演などを開催した[5][6]。
現代音楽の作曲家ケヴィン・プッツに対して、2011年の東日本大震災の津波をテーマとした作品「How Wild the Sea」を4つのオーケストラと共同で委嘱し、ネイプルズ・フィルでの初演をジョシュア・ワイラースタインの指揮、ミロ・クァルテットとの共演で2015年に行った[7]。また、楽団のトランペット奏者であったジェームズ・M・スティーブンソンは、楽団内での編曲活動をきっかけにプロの作曲家へ転身している。
2024年から音楽監督を務めるアレクサンダー・シェリーは、オーケストラの音楽監督に加え、併設のベイカー美術館を含む組織全体の芸術監督 (Artistic and Music Director) を兼務する初の指導者となった[8]。また、現代音楽の普及にも積極的で、レイヴン・チャコンへの委嘱作品や、7人の作曲家による「アフリカン・クイーンズ」の世界初演を指揮している[9]。