ネムロスゲ
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まとまって生える多年生草本[1]。根茎は短く、茎や葉を束状に出す。基部の鞘は暗赤色に染まる。葉は幅が3~5mm。花茎は高さ30~70cmに達する。葉は花茎より短い[2]。
花期は6~7月で、3~5個の小穂を総状花序につける。頂小穂は雌雄性、つまり先端部に雌花部があって根元側に雄花部があるもので、そのために根元側は細く、先端の雌花部で急に太くなっている。側小穂は雌性で、長さは1.5~3cm。花序も小穂もやや垂れる。小穂の付け根にある苞は最下のものは葉状部が葉状によく発達するが鞘は無い。雄花鱗片は長卵形で紫紅色をしており、先端は芒となって突き出し、芒は長さが1.5~3mmと長い[2]。雌花鱗片は卵形で先端が芒状に突き出しており、黒褐色で果包より短い。果包は長さ4~5mm、楕円形で扁平になっており、先端は急に短い嘴となって突き出し、その先端の口部はなめらか。果包は無毛で光沢があり、はじめは黄褐色で、後に褐色になる。痩果は長さ2~2.5mm、倒卵形で断面は3稜形、果包に緩く包まれている。柱頭は3つに裂ける。