ノジスミレ

From Wikipedia, the free encyclopedia

ノジスミレ
市街地の駐車場で 4月上旬
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ上類 Superrosids
階級なし : バラ類 Rosids
階級なし : マメ類 Fabids
: キントラノオ目 Malpighiales
: スミレ科 Violaceae
: スミレ属 Viola
: ノジスミレ V. yedoensis
学名
Viola yedoensis Makino (1912) var. yedoensis[1]
シノニム
  • Viola alisoviana Kiss. (1921)[2]
  • Viola philippica auct. non Cav. (1801)[3]
和名
ノジスミレ(野路菫)[4]
変種
  • リュウキュウコスミレ V. y. var. pseudojaponica

ノジスミレ(野路菫、Viola yedoensis)は、スミレ科スミレ属多年草。日当たりのよい道端などに生える、日本では比較的普通に見られる野草である。

スミレViola mandshuricaによく似る。

スミレViola mandshurica)によく似た濃紫色の花をつけるが、より素朴な感じがする。またスミレよりもやや花期が早く、香りが強いのも見分けるときのポイントになる。生育地はアリアケスミレと同じように、低地の人里周辺に限られ、山のなかや高原などで見かけることはまずない。田畑の周辺など日当たりのよい乾き気味の環境を好む。秋田県を北限に屋久島まで分布する。スミレに比べると草丈が伸びず、4~8cmにしかならない。花期の葉は長さ3~6cmの細長いへら形~長披針形で葉のふちが波打って見える。花はスミレよりもやや青みの強い濃紫色で、直径1.5cm前後になり、花弁のふちが波打つ。側弁はふつう無毛。花が白色のものをシロノジスミレという。花期は3月~5月。

分布と生育環境

本州の秋田県以南、四国、九州(屋久島以北)に分布し、路傍や駐車場など人家近くに生育する[5]朝鮮半島中国大陸中部にもあるとされるが、検討を要するという[5]

名前の由来

和名のノジスミレは「野路菫」の意で、乾燥ぎみの路傍や野原などでみられることからいう[6]

種小名(種形容語)yedoensis は、「江戸の」の意味[7]

ギャラリー

品種、交雑種

  • シロノジスミレ Viola yedoensis Makino f. albescens (Taken.) Hiyama ex F.Maek. - 白花品種[5]
  • オトコノジスミレ Viola yedoensis Makino f. barbata Hiyama - 側弁基部に毛があるもの[5]
  • ケナシノジスミレ Viola yedoensis Makino f. glaberrima F.Maek. - 植物体全体に毛がないもの[5]。鹿児島県や八丈島など、暖かい地方で見られる。
  • キレバノジスミレ Viola eizanensis Makino × V. yedoensis Makino - エイザンスミレとノジスミレの交雑種[8]

変種

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI