ハイベニギリ

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ハイベニギリ
ハイベニギリの花
(2024年11月 大阪市 咲くやこの花館
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク上群 superasterids
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids /
真正キク類I euasterids I
: シソ目 Lamiales
: イワタバコ科 Gesneriaceae
亜科 : ゲスネリア亜科 Gesnerioideae
: ゲスネリア連 Gesnerieae
: エピスシア属 Episcia
: ハイベニギリ E. cupreata [1]
学名
Episcia cupreata Hanstein
和名
ハイベニギリ、ベニギリソウ、エピスキア・クプレアタ
温室への植栽(2024年12月 板橋区立熱帯環境植物館

ハイベニギリ(学名:Episcia cupreata)はイワタバコ科エピスシア属多年生草本

種小名は葉の銅色に由来する[2]。イワタバコ科には珍しく、匍匐茎を出して無性繁殖する[3]

株全体が軟毛に覆われる。茎は柔らかく、短く直立し、下部で分枝して匍匐茎を出し、その先に子株をつけて群生する。葉は厚みがあり、長さ4–12 cmの楕円状卵形で、先は鈍く尖り、縁辺は低鋸歯縁で、長い葉柄をもち対生する。葉色は変異が多く、主に褐色を帯びた暗緑色で、葉脈付近が淡緑色となる他、中央部と葉脈に沿って銀白色の斑が入る品種もある。開花期は夏~秋で、葉腋から長い花茎を出し、橙赤色の花を咲かせる。花筒部は長さ2–3 cmほどで、花冠は小さく5裂し、各裂片は同長で丸い[4][5][6][3][2]

近縁種と園芸品種

以下の種も栽培される。本種および以下2種いずれも変異が多く、採集品に園芸品種名がつけられていることもあるとされる[6]

  • エピスシア・リラキナ E. lilacina
  • エピスシア・レプタンス E. reptans

園芸品種としては、昭和30年代に導入された強健な品種「アカジョウ」が最も普及している[5]。この他に、「ブロンズ・アゲート」「フレア」[3]「アンティーク・ベルベット」「チョコレート・ソルジャー」「フロスティ」「レモン・ライム」「ピンク・ブロケード」「テンプテーション」[6]などの園芸品種がある。

分布と生育環境

中南米のパナマ~ブラジルにかけて分布する[5][2]。半日陰の高温多湿環境を好む[3]

利用

観賞用、鉢植え[4]。葉を鑑賞するが、灌水時に葉を濡らすと葉が傷むことがある。種子繁殖も可能だが、通常は匍匐茎の先にできる子株を用いる[6][3]。高温期は挿し木も可能。初夏から秋の生長期はたっぷり水を与え、遮光して日焼けを防ぐ必要がある。蛍光灯などの人工光でも栽培可能で、日長は14–16時間の長めが良い[5]。耐暑性はあるが耐寒性は弱く、7–10℃以下で枯死するが、用土の乾燥には強いので、低温期は乾燥気味に保てば[6]10℃以下でも冬越し可能ともされる[5]

脚注

参考文献

外部リンク

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