ハザクラガイ
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| ハザクラガイ | ||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Gari minor Deshayes, 1855[1] | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| ハザクラ(葉櫻)[2][3] | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| a kind of gari clam 中名 小紫蛤 (xiǎo zǐ gé) |
ハザクラガイ(Psammotaea minor)はシオサザナミ科に属する 二枚貝の一種である[4]。約3cm以下の楕円形に近い貝殻の表面は白地に紫色の放射模様があるが、生時は黄褐色の薄い皮におおわれている。河口付近の汽水域の泥砂底に棲む。ハザクラと呼ばれる[5][6][7][8]。
貝殻の外観は、オチバガイやマスオウガイ[9]と似る。殻長3cm以下で、マスオウガイほど殻長方向に細長く伸びず、楕円形に近い。殻頂は殻長のほぼ中央にあり、靭帯は後位。殻の前端は丸く、後端部はやや直線的に裁断されたような形。白地に10-18条程度の紫色の放射線が描かれる。生貝では黄褐色の薄皮に覆われ、やや光沢がある。殻内面は、套線の湾入は丸くて殻長の半分を少し超える。オチバガイの湾入は先が尖り水平に深く湾入するので区別できる。閉殻筋痕はマスオウガイと同様で、前側は細長く殻の前端に寄り、後ろ側は丸い形をしている[7][8]。浜に打ち上げられた貝殻は、波風に洗われたのち薄皮を失い、白地に紫色の放射線が伸びた美しい外観になる[10]。
分布
類似の種
- マスオウガイ Psammotaea elongata:殻長約4cm。貝殻は前後に長く、殻長付近は内外面とも赤紫色を帯びる。腹縁近くは緑褐色の殻皮に覆われ光沢は無い。外套線湾入はハザクラと同様に丸い。紀伊半島以西に生息[9]。
- オチバガイ Psammotaea virescens:殻長約4cm以下。殻の形はハザクラと似るが、紫色の多数の放射線は描かれず、表面は褐色の殻皮に覆われる。内面に紫色の『ハ』の字の放射線が描かれることがある。東京湾以西、東南アジアにかけて分布[9][7]。
これらの旧Psammotaea属の貝は、殻の表面を黄褐色の薄皮で覆われ、貝は青紫色を帯びる。近年ではGari属に分類されるようになった[13][14][注釈 1]。
