ハッチョウトンボ
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ハッチョウトンボ(オス) | |||||||||||||||||||||
| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Nannophya pygmaea Rambur, 1842 | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ハッチョウトンボ |
ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉、Nannophya pygmaea)は、トンボ科ハッチョウトンボ属に分類されるトンボの一種。日本一小さなトンボとして知られ、世界的にも最小の部類に属する[2][3]。
生態
分布
人間との関わり
長野県駒ヶ根市で市の昆虫に指定されている[7]。和歌山県古座川町では、町指定天然記念物に指定している。古座川町は生育地となっている休耕田を買い取ったり、防護柵を取り換えたり、盛り土を整備したりするなどの環境づくりを進めている[8]。
種の保全状態評価
国際自然保護連合(IUCN)が作成するレッドリストでは、2020年時点で絶滅の危険性について低危険種(Least Concern, LC)と評価されている[1]。日本の環境省が作成するレッドリストでは、2014年発表2020年最終改訂の第四次レッドリストには掲載されていない[9]。。都道府県作成のレッドリストでは30府県以上で絶滅危惧種として指定されており、特に四国地方、九州地方を中心とする西日本全域と、関東地方近郊は絶滅危惧Ⅰ類での指定が多い。なお、東京都と埼玉県では絶滅したと評価されている[10]。
名前
標準和名は「ハッチョウトンボ」とされ、『日本産昆虫総目録Ⅰ』(1989)[11]、『日本昆虫目録 第2巻旧翅類』(2017)[12]にはこの名前で掲載されている。
名前の由来は、尾張の本草学者・大河内存真(おおこうち ぞんしん:1796-1883)による『蟲類写集』に「ヤダノテツポウバハツチウメ」(矢田鉄砲場八丁目)のみで発見せられるために「ハツチウトンボ」の名を有する、との記載に因むとされる。この矢田鉄砲場八丁目の詳しい場所は現在不明とされるが、名古屋市内の矢田川付近と見られている。また一説には矢田河原八丁畷(現在の名古屋市千種区周辺)で発見されたことに由来するとの説もあるが、この説の根拠はよくわかっていない。
学名の pygmaea は「Pygmaei(伝説上の小人)の~」の意で、小さいことに由来する。
ハッチョウトンボ属
ハッチョウトンボ属に分類される種は現在まで下記の7種が知られるが、そのうち日本に分布するのはハッチョウトンボ1種のみである。
- Nannophya australis Brauer, 1865:オーストラリア東部
- Nannophya dalei (Tillyard, 1908):オーストラリア(南部、タスマニア)
- Nannophya fenshami Theischinger, 2020:オーストラリア(クイーンズランド中央部)
- Nannophya katrainensis Singh, 1955:インド
- Nannophya occidentalis (Tillyard, 1908):西オーストラリア
- Nannophya paulsoni Theischinger, 2003 オーストラリア北部
- Nannophya pygmaea Rambur, 1842 ハッチョウトンボ:東アジア、東南アジア島嶼部など