ハナビラニカワタケ
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| ハナビラニカワタケ | |||||||||||||||||||||
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ハナビラニカワタケ | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Phaeotremella foliacea (Pers.) Wedon, J.C. Zamora & Millanes [1][2] | |||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ハナビラニカワタケ |
ハナビラニカワタケ(花弁膠茸[4]、学名: Phaeotremella foliacea)は、シロキクラゲ科ハナビラニカワタケ属(ファエオトレメラ属)の中型から大型のキノコ。食用キノコの一つ。
形態
膠(にかわ)のように軟質(ゼラチン質)で、くすんだ淡褐色から赤褐色の半透明のキノコである[4][3]。子実体の形はシワのよった八重咲きの花びら状で、多数の裂片が融合して重なり合った球形の塊になる[6][7][8]。全体の径は6 - 10センチメートル (cm) 、高さ4 - 6 cmくらいまでになる[3][2]。乾燥すると黒ずんで萎縮し[4]、固い軟骨質の塊になる[1][3]。根元は固く、褐色[2]。裂片は外周がゆるく波打ち、表面は滑らかで表裏の区別がなく、両面側に胞子が出来る[8][3]。
キノコを構成する菌糸は一菌糸型で、菌糸隔壁はクランプを有する[2]。ハナビラニカワタケの担子器は類球形で2 - 4細胞からなり、シロキクラゲ目に共通する特徴である縦隔壁(縦に並んだ壁)によって分割されている[6][3]。胞子は6.5 - 10.5 × 4.5 - 8.5マイクロメートル (μm) の卵形から球形、無色から淡黄褐色、非アミロイド性[3][2]。胞子紋は類白色[2]。
食用
近似するキノコ
子実体の形がよく似ているクロハナビラニカワタケ (Tremella fimbriata) は、色が茶褐色から暗褐色になるキノコである[1]。
なお、近縁種と分類上の混乱が見られ、本種ハナビラニカワタケとトレメルラ・フロンドーサ Tremella frondosa、またはクロハナビラニカワタケ T. fimbriata は同一種であるとの説もあるが、決定的な結論にはいたっていない[6][3]。