2023年9月にセルビアのベオグラードで開催された防衛展示会「パートナー2023」において、セルビア軍事技術研究所(MTI)が発表した砲・ミサイル複合式の自走対空システムである[2][1]。
機械化部隊ないし重要施設の防空を目的としており、セルビア版T-72であるM-84戦車の車体に、正面にレーダー、左右に機関砲と対空ミサイルの連装発射機を装備した砲塔を載せている[2][1][3]。
ミサイルは国産の短距離地対空ミサイルで、赤外線画像誘導の「RLN-TK」と電波ホーミング誘導の「RLN-RF」の2種が搭載でき、いずれも射高8km・射程12kmである[2][3]。機関砲はボフォースL70 40mm機関砲で、砲弾200発を搭載しており、発射速度は毎分最大300発、射程は3.7kmである[3]。
レーダーはデンマーク製のWeibel Xentaと推定されており[2]、全天候での探知能力を持ち、探知範囲は高度20km・距離120kmである[3]。また、デジタル式の射撃管制装置と、AIによる補助システムを搭載しているとされる[3]。
2024年にセルビア軍で試験が実施される予定[1][3]。