バウギ

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北欧神話において、バウギ古ノルド語: Baugi)は霜の巨人スットゥングの弟である。スットゥングは父を殺害したフィアラルとガラールから詩の蜜酒を得た後、それを隠匿していた。

オーディンが内部に入れるようにバウギが山に錐で穴を開けている。18世紀のアイスランド語写本『SÁM 66』の挿絵。
ウィリー・ポガニー(en)が1920年に描いた、バウギが錐で穴を開け、蛇に変身したオーディンが中に入ろうとする場面。

スノッリのエッダ』第二部『詩語法』によると[1]オーディンはこの蜜酒を入手することに決めた。オーディンはボルヴェルクと名乗ってはバウギの元へ行き、彼の9人の奴隷を殺し合わせた。働き手をなくしたバウギのために、オーディンは農民として夏の間中働いた。秋になるとオーディンは報酬として、スットゥングの保管している蜜酒の数口分を要求した。バウギとオーディンはスットゥングに頼みに行ったが断られた。そこでバウギは、蜜酒を隠しているラチ[2](Rati)というで穴を開けた。するとオーディンはに変身し、内部に滑り込んだ。内部ではスットゥングの娘グンロズが蜜酒を守っていた。オーディンは彼女を口説いて3夜を共にし、自分に3口分だけ譲ってくれるように彼女を説得し、ついに彼女が応じた。オーディンはその蜜酒を全部飲み込み、に変身して逃げたのである。

脚注

関連項目

参考文献

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