バッカーノ! (1700年代)
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本稿では成田良悟のライトノベル『バッカーノ!シリーズ』(電撃文庫)の1700年代のエピソードについて説明する。
- バッカーノ! 1705 The Ironic Light Orchestra
- バッカーノ! 1710 Crack Flag
- バッカーノ! 1711 White smile
これ以外にも1711年のアドウェナ・アウィス号の出来事なども含む。
バッカーノシリーズの不死者となる人物達の過去を描く一編。第1巻となる1930で回想として語られた1711年の事件よりもさらに過去の出来事を、イタリア半島の地方都市「ロットヴァレンティーノ」を中心にして、彼らがアドウェナ・アウィス号に乗ることになった経緯や、後の時代に起こることの原因などが書かれている。
あらすじ
- 1705 The Ironic Light Orchestra
- 1705年、イタリア半島の地方都市「ロットヴァレンティーノ」では連続殺人事件が起きていた。
- 純白の仮面を被り、被害者にも同じ仮面を被せる犯人は「仮面職人」と呼ばれ、その目撃者は次の被害者になるという。
- 錬金術の「私塾」に通う少年、ヒューイ・ラフォレットは世界を憎んでいた。
- 同窓の少女、モニカ・カンパネルラはヒューイに思いを寄せ、告白していた。
- エルマー・C・アルバトロスは「私塾」に新入生として街にやって来ていた。
- 商人に奴隷として扱われる少女、ニキは「仮面職人」の犯行を目撃していた。
- 4人の少年少女は「仮面職人」と街全体を支配する隠謀に立ち向かう。そしてこれこそが、後世300年に及ぶ不死者達の馬鹿騒ぎの発端となる。
- 1710 Crack Flag
- 1707年、劇作家のジャンピエールは、知人であるアイルことマイザー・アヴァーロは、ラブロ・フェルメート・ヴィラレスクという錬金術師と知り合う。
- 不老不死に興味を持ったマイザーは、薬剤師のベグ・ガロットや、フェルメートの師匠の孫であるチェスワフといった錬金術師たちと出会い、その道へ進む。また、ジャンピエールも自分のファンであるフェルメートと親しくなる。
- 2年後の1709年、錬金術を学ぶヒューイはモニカらに心を開きつつあった。そんなある日、ジャンピエールの新作劇が上演される。
- 1711 White smile
- 1711年、マイザーらはアドウェナ・アウィス号に乗り込む。
- 1711 (『The Rolling Bootlegs』に記載されている1711年のエピソード)
- 1711年、多くの錬金術師を乗せた船、アドウェナ・アウィス号は新大陸を目指していた。
- その最中、マイザー・アヴァーロは「悪魔」を召喚し「不死の酒」を入手、その場にいた数十人の錬金術師達とともに不死者となった。「悪魔」はマイザーに「不死の酒」の醸造方法を教え、彼は弟のグレットに後世への保険としてその知識を半分だけ与えた。
- しかし翌晩、セラードの暴挙によってグレットら13人は喰われ、他の錬金術師に追い詰められたセラードは海へと身を投げ、姿をくらませる。
- そして生き延びた錬金術師たちは、悲劇による悲しみと恐怖を胸に各地へ散っていった。