バッカーノ! (2000年代)

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本稿では成田良悟のライトノベルバッカーノ!シリーズ』(電撃文庫)の2000年代のエピソードについて説明する。

  • バッカーノ! 2001 The Children Of Bottle
  • バッカーノ! 2002 【A side】Bullet Garden
  • バッカーノ! 2002 【B side】Blood Sabbath

最初のシリーズから約70年後の話を書いた作品。構想自体は1931執筆以前に立てた物で、当初は2001年のみの予定であったが、好評だったため編集から続きを書かないかと言われシリーズ化した。この後1700年代も加わり、3つの異なる時代を書いた大河作品となる。1711年に不死者となった人物の内、この時代まで生き残った未登場の不死者全員が登場する。

あらすじ

2001 The Children Of Bottle
2001年冬。30年ほど前から、錬金術師マイザーは友人で同じく錬金術師のチェスと共にかつての錬金術師の仲間たちを探して世界中を旅していた。2人は、仲間の1人エルマー・C・アルバトロスについての情報を得て北欧のある村に向かう。旅の途中で再会を果たしたシルヴィ・リュミエール、ナイルの2人も連れて。
彼らは、深い森に佇む古風な集落の中に足を踏み入れる。しかし突然、大勢の住民たちに包囲されてしまう。村長のデズを始め、強い警戒を示す住民らは、悪魔を刺激したくないとして4人を追い払おうとするが、マイザーが口にした「エルマー」という名を聞くと途端に恐怖の表情を露にした。どうやらエルマーこそ悪魔の正体であるらしく、さらに村人たちは4人を「悪魔の友人である」と判断し、今にも襲い掛からんとしたところ、そこへ3人の少女が現れる。少女たちは、4人はエルマー様の客人だと言い放ち、彼らを森の奥、エルマーの下へと案内していった。
村長、少女達、そして村を覆う違和感。悪魔と呼ばれ恐れられている友人エルマー。閉鎖された静かな村を舞台に、馬鹿騒ぎの幕が開ける。
2002 Bullet Garden / Blood Sabbath
2002年8月。太平洋を日本へ向かい航行中の全長300メートルを有する超巨大豪華客船「エントランス号」。マルティージョの上級幹部フィーロは、妻エニスともう一人の家族であるチェスを連れ、日本への新婚旅行のため乗船していた。そんな彼らの他には、マルティージョへ私怨を抱き、フィーロに復讐を果たそうとする密航した不良少年の一味や、全米に名の知れた子役ハリウッドスターとその弟で同じく有名な子役スタントマンが乗船し、さらには自らを『仮面職人』と名乗る「ビジネスマン」たちと、彼らを追う者達も乗り込んでいた。
一方で日本からアメリカへ向かう姉妹船「イグジット号」にも負けず劣らずの様々な乗客たちがいた。友人の招待で旅行気分で船に乗り込んだ、齢300年を越える不死者たち。そして、彼ら不死者の身柄を狙う宗教団体の教主と信者たち。また、「ビジネスマン」の新米社長と彼の側近、その他大勢の部下。
眺めているだけでも満足させるような絢爛豪華な2隻だが、その最大の売りは太平洋上で両船がすれ違うイベント。しかし、今回はその通りになるとは限らない。まるで70年前、あの列車での出来事を再現するかのように脱出不可能な2つの空間内で次々と事件が起こり始める。全ては模倣犯(コピーキャット)の狙い通りに収束していくのか?

登場人物

注釈

関連項目

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