バドル級コルベット
From Wikipedia, the free encyclopedia
| バドル級コルベット | |
|---|---|
|
| |
| 基本情報 | |
| 艦種 | コルベット |
| 命名基準 | イスラム世界史で有名な古戦場 |
| 前級 | アル・シディク級ミサイル艇 |
| 次級 | アル・マディーナ級フリゲート |
| 要目 (Wertheim 2013, p. 648) | |
| 基準排水量 | 903トン |
| 満載排水量 | 1,038トン |
| 全長 | 74.68 m |
| 最大幅 | 9.60 m |
| 吃水 | 2.59 m |
| 機関方式 | CODOG方式 |
| 主機 | |
| 推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
| 出力 |
|
| 速力 | 31ノット |
| 航続距離 | 4,000海里 (20ノット巡航時) |
| 乗員 | 士官7名+下士官兵51名 |
| 兵装 |
|
| レーダー |
|
| ソナー | AN/SQS-56 船底装備式 |
| 電子戦・ 対抗手段 | |
バドル級コルベット(英語: Badr-class corvettes)は、サウジアラビア海軍のコルベットの艦級[1][2]。
本級は、アメリカ海軍の域外調達(OSP)によって建造されてサウジアラビア海軍に引き渡されるという形態をとっているため、アメリカ合衆国の船体分類記号も付与されている。発注は1977年8月30日に行われており、4隻がワシントン州タコマのシアトル・タコマ造船所で建造された。ただし重量過大のために、計画は当初予定より遅延した[1]。
船型としては平甲板型が採用された。艦の安定化のため、フィンスタビライザーを備えている。主機関としては、巡航機としてドイツのMTUフリードリヒスハーフェン社製MTU 12V652 TB91ディーゼルエンジン(1,530馬力)2基、高速機としてアメリカ合衆国のゼネラル・エレクトリック社製LM2500ガスタービンエンジン(23,000馬力)1基を搭載し、減速機を介して2軸の可変ピッチ・プロペラを駆動するCODOG方式が採用された[2]。
装備
艦の装備は、おおむねオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートからMk.13ミサイル単装発射機とLAMPS、戦術曳航ソナーを省いて、艦の規模にあわせて縮小再配置したものとなっている。ただし対空捜索レーダーは、より旧式のAN/SPS-40Bに変更されており、これは艦中央のラティス・マスト頂部に設置された[2]。
主砲としては76mmコンパット砲が艦首甲板に設置されており、これを管制する砲射撃指揮装置(GFCS)としてはMk.92 mod.5が艦橋上に設置される[2]。
また艦橋構造物直後の後甲板にはMk.32 mod.5 3連装短魚雷発射管が両舷に設置されており、ここからはMk.46 mod.2短魚雷を発射することができる。これを管制する水中攻撃指揮装置(UBFCS)としてはMk.309が搭載されている。魚雷発射管の後方にはハープーン艦対艦ミサイルの4連装発射筒が、その後方にはファランクス 20mmCIWS(Mk.15 ブロック0)が備えられている[2]。