バラトール
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バラトール (Baratol) とは、トリニトロトルエン33%と硝酸バリウム67%とを混合した爆薬である。
溶填可能で成型しやすいため、初期の原子爆弾の爆縮レンズの中の遅い爆薬として使われた。
爆発性の混合物からなるTNTと硝酸バリウム少量(約1%)でフレグマ化爆薬とされ[1]、パラフィンワックスとして使用された。
TNTは通常、混合物の25-33%を占める。なお硝酸バリウムは高密度であるため、バラトールの密度は少なくとも2.5 g/cm3となる。
爆発速度が毎秒約4,900メートルのバラトール[2]は、初期の原子爆弾の爆縮レンズの低速爆発爆薬として、しばしば高速爆発成分としてのコンポジションBと併せて使用された。アメリカのトリニティは1945年に、ソ連のジョー1は1949年に、そしてインドでは1972年にバラトールおよびコンポジションBを使用して[1]核実験に供された。
バラトールは、イギリスのミルズ手榴弾でも使用された。