バリテリウム
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| バリテリウム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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バリテリウム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 古第三紀始新世 - 漸新世 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Barytherium C.W. Andrews, 1901 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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†B. grave Andrews, 1901 |
バリテリウム(学名:Barytherium ) とは、ゾウ目(長鼻目)の絶滅した属である。学名は、「重い」(Bary) と「獣」(therium) を意味する[1]。
形態
発見
生態
バリテリウムはモエリテリウムと同時に発見されており、同一の生態系で生存していたとされる。両属ともに、頭蓋に水生適応の特徴 (眼窩と外鼻腔の接近や筒状の脳頭蓋など) があるとされ、水棲または半水棲と考えられてきた[6]。
2008年に、Alexander らにより安定同位元素分析が行われた。体内に取り込まれた安定同位元素は骨や歯などの硬組織に固定される。それを利用して歯の化石の酸素安定同位体の比率を分析することで、生息地の水環境が推定可能となる。その結果、モエリテリウムやバリテリウムは水辺で暮らすだけではなく、(海水ではなく)淡水中で水生植物を索餌していた可能性が高いことが確認されている。また同様に炭素安定同位体の含有値が異なることから、両属は同一生態系で生息しながらも、入手可能な異なる淡水植物を食べるニッチ分化が進んでいたとされる[7]。
分類
現生のゾウ科の直系の先祖ではなく傍系の絶滅種である。 上位にバリテリウム科を持ち、種は B. grave のみの タクソンである。
- †バリテリウム科 ( Barytheriidae )
- †バリテリウム ( Barytherium )
- †B.グレイブ ( B. grave )
- †バリテリウム ( Barytherium )
なお、B. omansi を種の一つとしてあげられることがあるが正式な種ではない[8]

