バルカナイズドファイバー
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1859年にイギリスの化学者トーマス・テーラーが発明し、1870年にアメリカのダイヤモンド・ステート・ファイバー・カンパニーが工業化を行った。日本における工業化研究は1917年に設立された東京繊維研究所が始めている[2]。日中戦争の激化による経済統制が始まると皮革や金属の代替品として使われた[3]。
製法
加工
用途
- 電気器具
- コイルやモーター、電子回路の端子などの絶縁体。絶縁ワッシャー、スペーサー[6]。
- 耐摩耗性
ディスクグラインダーの基材 - グラインダーの研磨ディスク、研磨ベルトの基材[6]。
- 耐熱性

溶接作業用の保護具(溶接面) - 溶接作業用の保護具(溶接面)[6]
- 加工性、耐衝撃性
- 楽器ケース、鞄や靴の芯材、剣道の防具(胴当て)、ゴルフクラブ、テニスラケット、スキー板の補強材、ヘルメット等[6]。
- 戦時中の使用例
- 皮革や金属の代用材として広く使われた。鞄や靴、電灯の笠、電線管、コンセントカバー、鉄道の行先標、メガホンやバケツ、ビン飲料の王冠、Vベルト、各種パッキン。軍用品では背嚢や弾薬盒[3]。
- 工作用
- 水に濡らして柔かくなったところで造形を行い、乾燥させるとプラスチックのように硬く維持される特性を生かし、工作用としても使われる。工作用のファイバークラフト紙は画材メーカーのオリオンが2021年にミスティックペーパーと命名したものが流通している[8]。
規格
日本産業規格 JIS C 2315 電気用バルカナイズドファイバー

