バングラデシュ標準時 From Wikipedia, the free encyclopedia バングラデシュ標準時(バングラデシュひょうじゅんじ、ベンガル語: বাংলাদেশ মান সময়)はバングラデシュで使用されている協定世界時を6時間進めた標準時(UTC+6)である。2009年に電力危機を受けて夏時間を実施したが、バングラデシュ政府(英語版)の決定によって2010年に廃止された。 イギリス統治下にあったベンガル地域は1858年から1941年までカルカッタ時間(英語版)(UTC+5:53:20)を使用していた[1]。 第二次世界大戦下の1940年代の短期間に下に示す一連の標準時の変更があった[1][2] 。 1941年10月1日、UTC+6:30へ変更。 1942年5月15日、UTC+5:30へ変更。 1942年9月1日、UTC+6:30へ再び変更。 1947年にイギリスによる統治が終わるとイギリス領インド帝国はインドおよびパキスタンに分離独立した。現在のバングラデシュに当たる東パキスタンではこのとき、標準時の変更はなかった。 1951年、標準時がUTC+6:30からUTC+6へ変更された[1][3]。 夏時間 電力・エネルギー・鉱物資源省の電力開発庁は夏時間導入計画を提案し、その後他の省庁の代表者との意見交換を行なった。この計画に対する各省庁からの回答の大部分は肯定的なものであった。夏時間導入の時期は4月と5月はHSC(Higher Secondary Certificate、高校卒業資格試験)があるため、6月とされた。最終的には6月19日の深夜に時刻を1時間進め、9月30日の深夜に元に戻すということになった。夏時間の導入目的はその時期に起こる電力不足の解消であった[4][5]。当時、3800〜4000MWの発電能力に対して、4800〜5800MWの電力需要があったためである[6][7][8][9]。この計画を支持した政府高官は、電力供給量を増やすより、夏時間導入によって節電を行うことの方が容易であるとしたが、最終的に電力不足は解消されずこの計画は失敗となった。夏時間導入に関して多くの批判があった。夏時間導入による時刻の変更に慣れない人も多く、中には夏時間に従わない店や企業もあった。また、電力不足による停電も改善されず不満があがった。夏時間導入によって生活時間帯の日照時間が増え、熱帯に属するバングラデシュでは逆に電力消費が増えてしまったことが計画失敗の原因と考えられている[10]。 夏時間は予定よりも後になった2009年12月31日の深夜に終了した。その後、2010年3月31日から10月31日の期間で再び導入される予定であったが、2010年3月22日に、内閣はこの計画を破棄し、その理由として「公共の利益」を挙げ、夏時間廃止を決定した[11][12]。 IANA time zone database IANA time zone databaseのzone.tab(英語版)には、バングラデシュの標準時が1つ含まれている。 国コード 座標 TZ 注釈 協定世界時との差夏時間備考 BD +2343+09025 Asia/Dhaka(英語版) +06:00+06:00 脚注 [脚注の使い方] 1 2 3 "Bangladesh Starts Daylight Saving Time on June 19, 2009". Timeanddate.com. Retrieved 15 February 2015. ↑ "Time Changes in Dhaka over the years 1925–1949". Timeanddate.com. Retrieved 15 February 2015. ↑ "Time Changes in Dhaka over the years 1950–1959". Timeanddate.com. Retrieved 15 February 2015. ↑ "Daylight saving time likely from June". The Daily Star. 6 April 2009. Retrieved 8 March 2015. ↑ M.A. Qader (6 May 2009). "Bangladesh to introduce daylight saving time likely from June 16". Asian Tribune. Retrieved 8 March 2015. ↑ "Clocks go ahead from midnight June 19". bdnews24.com. 1 June 2009. Retrieved 20 June 2009. ↑ "Clock goes 1hr ahead June 19 midnight". The Daily Star. 2 June 2009. Retrieved 8 March 2015. ↑ "Clock goes 1-hr ahead tonight". The Daily Star. 19 June 2009. Retrieved 8 March 2015. ↑ Melik, James (19 June 2009). "Bangladesh adopts new time rules". BBC World Service. Retrieved 20 June 2009. ↑ Wasim Bin Habib (27 June 2009). "DST hardly improves power situation". The Daily Star. Retrieved 8 March 2015. ↑ "Clock goes back 1-hr on Dec 31 night". bdnews24.com. 25 December 2009. Retrieved 8 March 2015. ↑ "Cabinet shelves DST plan". bdnews24.com. 22 March 2010. Retrieved 8 March 2015. 表話編歴 アジアの標準時東アジア 大韓民国 中華人民共和国 香港 マカオ 中華民国 朝鮮民主主義人民共和国 日本 モンゴル国 東南アジア インドネシア カンボジア シンガポール タイ 東ティモール フィリピン ブルネイ ベトナム マレーシア ミャンマー ラオス 南アジア インド スリランカ ネパール パキスタン バングラデシュ ブータン モルディブ 中央アジア ウズベキスタン カザフスタン[1] キルギス タジキスタン トルクメニスタン 西アジア アゼルバイジャン[1] アフガニスタン アラブ首長国連邦 アルメニア[1] イエメン[2] イスラエル イラク イラン オマーン カタール キプロス[1] クウェート サウジアラビア シリア ジョージア[1] トルコ[1] バーレーン ヨルダン レバノン 北アジア ロシア[1] その他 アブハジア[1] 北キプロス アルツァフ共和国[1] パレスチナ 南オセチア[1] 各列内は五十音順。「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧・独立主張のある地域一覧も参照。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ヨーロッパにも分類され得る。 ↑ 一部はアフリカに含まれる。 この項目は、バングラデシュに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:アジア / プロジェクト:南アジア)。表示編集 Related Articles