バンジャマン・ジョレス
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下関戦争
タルヌ県アルビ出身。父オーギュスト、兄のシャルル(フランス語版)も海軍軍人である。 1839年にブレスト海軍兵学校に入学。1841年9月1日に卒業後は士官候補生として太平洋基地に配属され、駆逐艦「トリオンファント」に乗組。1842年にはコルベット「レーヌ・ブランシュ(英語版)」乗組となり、タヒチとマルケサス諸島での作戦に参加した。 1845年11月1日に中尉、1850年5月8日には大尉に昇進。1853年、デュ・ゲクラン号でレオナール・ヴィクトル・シャルネール(フランス語版)提督の副官を務めた。1856年と1857年には、通報艦アリエルとグランヴィル基地を指揮した。
クリミア戦争ではセヴァストポリ包囲戦に参加。アロー戦争に参加し、海河上陸作戦を指揮。
日本での攘夷運動が盛んになったことを受け、横浜の居留民を保護するために、1863年4月26日(文久3年3月9日)には、ジョレスは上海からフランス東洋艦隊旗艦セミラミス(Semiramis)で横浜に到着した。同年7月8日(文久3年5月23日)、長州藩はフランスの通報艦「キャンシャン」を攻撃した。7月20日(6月5日)、その報復として、ジョレスはセミラミス(砲36門)とタンクレード(Tancrède、砲6門)を率いて報復攻撃を実施した。セミラミス号は砲36門の大型艦で前田、壇ノ浦の砲台に猛砲撃を加えて沈黙させ、陸戦隊を降ろして砲台を占拠した。長州藩兵は抵抗するが敵わず、フランス兵は民家を焼き払い、砲を破壊した。長州藩は救援の部隊を送るが軍艦からの砲撃に阻まれ、その間に陸戦隊は撤収し、フランス艦隊も横浜へ帰還した。
翌1864年9月5日から7日(元治元年8月5日から7日)にかけて、四カ国連合艦隊の一員として、ジョーレスはセミラミス、タンクレード、デュプレクス(Dupleix)の3隻を率いて、再度長州藩を攻撃した。
1865年、小栗忠順が横須賀造船所の建設を計画すると、ジョレスはレオンス・ヴェルニーを紹介している。
普仏戦争
フランス帰国後、普仏戦争では装甲艦「エロイン(英語版)」艦長として黒海艦隊を指揮していたが海戦の機会なく、カランタン要塞司令。間もなくレオン・ガンベッタの国防政府(英語版)より陸軍転属を命ぜられ、ロワール軍(フランス語版)第21師団長。以降は同じく陸戦指揮を余儀なくされたベルナール・ジョーレギベリ(英語版)提督のもと緒戦で功績を挙げ、師団将軍。休戦協定成立後、軍を除隊。
政界入り
戦後の1871年7月2日、補欠選挙で代議院議員に選出。穏健な共和主義者としてアドルフ・ティエール大統領の路線を支持した。10月には戦中の功績により、海軍少将に昇進。
1876年には元老院議員となり、1877年9月5日、海軍中将。1878年10月31日〜1878年12月に駐マドリード大使、1882年2月〜1883年までサンクトペテルブルクに駐在した。
帰国後、一時軍に復帰し、1883年〜1884年に装甲艦リシュリュー艦長。
さらに1889年2月22日には第二次ピエール・ティラール内閣で海軍大臣兼植民地大臣となったが、それから1ヶ月足らずの3月13日に死去した。
著名な政治家であるジャン・ジョレスは、甥にあたる。
栄典
- レジオンドヌール勲章グランクロワ:1887年1月14日
参考文献
- «Benjamin Jaurès», dans Adolphe Robert et Gaston Cougny, Dictionnaire des parlementaires français, Edgar Bourloton, 1889-1891
- Jean-Baptiste Alba, Amiral Charles Jaurès, homme de courage et de cœur, Éditions du Panthéon, 2017,ISBN 9782754735087
- Jacques-Olivier Boudon, « Jaurès Constant Jean-Louis Benjamin 1823-1889 », dans Jean-Marie Mayeur et Alain Corbin (dir.), Les immortels du Sénat, 1875-1918 : les cent seize inamovibles de la Troisième République, Paris, Publications de la Sorbonne, coll. « Histoire de la France aux xixe et xxe siècles » (no 37), 1995, 512p. (ISBN 2-85944-273-1, lire en ligne), p.356-358.
- Pierre Larousse, Grand Dictionnaire Universel du xixe siècle
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