パパ・メイアン

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パパ・メイアン

パパ・メイアンは、バラ園芸品種の1つ。1963年フランスで、アラン・メイアンによって作出された[1][2]。黒バラの名花、代表的な黒バラとして知られている[2][3]。欠点の多い品種だが、それにも勝る芳香の良さが高く評価されている[1][4]1988年世界バラ会議で「栄誉の殿堂入りのバラ」に選出された[1]

四季咲き・直立性のハイブリッド・ティー系のモダンローズ[1][2]。交配種は、クライスラー・インペリアル英語版×シャルル・マルラン[1][2][5]。樹高1.5m、株張り70cmに育つ[2][6]日本よりも寒冷なイギリスでは、樹高90cm、株張り60cmとかなり小型化する[5]。花色は黒い赤色で、花型は剣弁高芯咲きまたは半剣弁高芯咲き[1][3][5]。花色は気温によって変化する[1]。主に一輪咲きの大輪種で、花径は13cm-15cm[1][2][3][5]。花弁にはビロードのような光沢があり、弁質がよく雨でも傷みにくい[1][2][3]。早咲きの品種である[1]。花付きは悪い[1][2]。花もちは中程度[1][注 1]。枝ぶりは粗い[1]。また、棘が多い[4]。葉は濃緑色で大きく革質である[5]。樹勢は中程度、耐病性はやや弱い[1]うどん粉病、黒点病、冬の枯れ死病にかなりかかりやすい[5][6]。順調に生育させるには定期的な薬剤散布が必要である[1][2]。ダマスク系の香りの強香種である[注 2]。同じ交配種から作出されたバラにミスター・リンカーン英語版オクラホマ英語版などがあり、これらの品種も香りの強さと芳香のよさが高く評価されている[1]。ミスター・リンカーン、オクラホマと共に悪条件に耐えて生き残ることのできる品種だが、パパ・メイアンを含めたこれらの中ではオクラホマの総合点が最も高い[1]。流通名のパパ・メイアンは、初代のアントワーヌ・メイアンの愛称である[4]。枝代わりに、つるパパ・メイアンがある[2]

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