ヒオウギ
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特徴
文化・産業
黒い種子は俗に射干玉(ぬばたま・ぬぼたま・むばたま)と呼ばれ、和歌では「黒」や「夜」にかかる枕詞としても知られる。烏玉、烏羽玉、野干玉、夜干玉などとも書く[3]。和菓子の烏羽玉(うばたま)はヒオウギの実を模したもので、丸めた餡を求肥で包んで砂糖をかけたものや黒砂糖の漉し餡に寒天をかけたものなどがある[5][6][7]。
花が美しいことからしばしば栽培され、生花店でも販売される。関西地方を中心として名古屋から広島にかけ、生け花の7月初旬の代表的な花材である[8]。特に京都の祇園祭や大阪の天神祭では、床の間や軒先に飾る花として愛好されている[9]。
生花はほとんどが徳島県神山町産のものである[10]。神山では1955年からヒオウギの生産が始まり[11]、1976年にウイルス病による全滅の危機に襲われたが、品質向上技術の開発により[12]、1970年代前半には70軒が栽培して最盛期となり、徳島県の特産品にもなった[11]。その後、価格低迷や生産者の高齢化などにより、2016年には10軒のみの生産に減少した[11]。