ピニトール

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ピニトール: pinitol)はイノシトールの一種で、マメ科植物に存在する天然の物質である。1987年、インドでブーゲンビリアの葉から分離同定された[1][2]。ピニトールはグルコーストランスポーターの亢進作用を示し、糖尿病予防に効果が期待できる成分とされる[3]

概要 物質名, 識別情報 ...
ピニトール
Chemical structure of pinitol
Chemical structure of D-pinitol
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
UNII
CompTox Dashboard (EPA)
性質
C7H14O6
モル質量 194.183 g·mol−1
融点 179 - 185 °C (354 - 365 °F; 452 - 458 K)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ピニトールは、イノシトール光学異性体であるカイロ-イノシトールの3番炭素にメチル基がついたエーテル化合物である。ピニトールを含有する植物は乾燥気候帯区分を原産とするものに多く、大豆ルイボスイナゴマメキャロブ)、アイスプラントなどから検出される[4]

ピニトールを脱メチル化して生成されるカイロ-イノシトールは、不妊の原因の一つとされる多嚢胞性卵巣症候群の改善に効果があるとされ、アメリカなどで研究が進んでいる[5]

関連項目

外部リンク

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