ピバル酸
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ピバル酸(ピバルさん、pivalic acid)は、tert-ブチル基を持つカルボン酸である。ピバリン酸、ネオペンタン酸、トリメチル酢酸などの別称がある。異性体には吉草酸、イソ吉草酸、ヒドロアンゲリカ酸がある。
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| 物質名 | |||
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2,2-Dimethylpropanoic acid 2,2-ジメチルプロパン酸 | |||
別名 Pivalic acid | |||
| 識別情報 | |||
3D model (JSmol) |
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| ChEBI | |||
| ChEMBL | |||
| ChemSpider | |||
| ECHA InfoCard | 100.000.839 | ||
PubChem CID |
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| UNII | |||
CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |||
| C5H10O2 | |||
| モル質量 | 102.133 g·mol−1 | ||
| 密度 | 0.905 g/cm3 | ||
| 融点 | 35 °C (95 °F; 308 K) | ||
| 沸点 | 163.7 °C (326.7 °F; 436.8 K) | ||
| 関連する物質 | |||
| 関連物質 | ネオペンチルアルコール ネオペンタン | ||
無色の液体もしくは白色結晶で、刺激臭を有する。水溶液は弱酸性を示す。pKa は 5.01 (25 °C)。強酸化剤と激しく反応する。多くの金属と反応して水素を生じる。
立体障害による安定性を利用した保護基(ピバロイル基)として使用される。
ピバル酸は tert-ブチルマグネシウムクロリド(グリニャール試薬)に二酸化炭素を吹き込んで製造される[1]。tert-ブチルシアニドの加水分解、2,2-ジメチルプロパン-1-オール(ネオペンチルアルコール)のクロム酸酸化、ピナコロンの酸化、一酸化炭素とブタノール、イソブチルアルコール、もしくはアセトンとの高温・高圧下の反応によっても合成される。

