ファイナルレース
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ファイナルレースとは、高知競馬場で行われている最終レースのことである。
「一発逆転」とつくファイナルレースと、「一発逆転」とつかないファイナルレースが存在し、「一発逆転」とつかないファイナルレースは通常であれば編成替えの時期である4月もしくは10月からの開催4日間(2024年以降は4月もしくは9月からの開催4日間)に行われ、番組編成順に編成される。番組編成順なので、近走において勝利を挙げている馬が含まれることもある。
それに対し、「一発逆転」とつくファイナルレースはそれ以外の日程に行われ、高知競馬の競馬新聞のトラックマンと高知競馬の編成担当者が話し合って出走馬を決定(記者選抜)する[2](詳細後述)。
いずれもその日の最終レースとして行われる。 高知競馬の三連単の払戻率は72.5%だが、2014年6月7日よりファイナルレースに限り77%の払戻率となった[3]。
「一発逆転」ファイナルレースは、高知競馬場において近4走未勝利の馬(特に成績不振の馬)から選定する(転厩直後の馬に関しても転厩後数戦未勝利であれば選定の対象となる)のが大前提となっており[2]、メディアにおいて「弱い馬が集まるレース」と紹介されることもある[4]。この前提に加えて「持ち時計が近い馬を集めて出走馬同士の実力差を小さくする」・「脚質を考慮してレースの展開を読みづらくする」・「同一厩舎の馬に偏らないようにする」といった基準で出走馬全頭を選定する[2]。
このような基準で出走馬を選定している為、レースの予想は非常に難解となり馬券の払戻金は高配当が出やすく[4]、通年ナイター開催を施行している高知競馬ではほぼ、この「一発逆転」ファイナルレースが中央・地方含む全ての競馬開催の中で1日の最後のレースとなる事から、当日の他の競馬で収支が負けていてもこのレースで逆転を狙えるといった需要により人気が上昇した[4]。
2025年12月31日の「一発逆転」ファイナルレースは交流重賞である黒船賞をも上回る売上を記録し、高知競馬の1レースあたりの売上レコード更新し[5]高知競馬の看板レースとも言える存在にまで成長している。このレースの大ヒットで高知競馬の経営が大きく改善されたと言われている[4]。
なお、「一発逆転」という名称はあくまでも競馬ファンの目線で1日の収支を逆転させるといった意味合いより、競走馬の目線で「勝てば境遇を一発逆転出来る」といった意味合いが強いとされており実際、厩舎サイドでもこのレースに選定される可能性がある馬を仕上げて狙い撃ちするといったケースが見られる[2]。
出典・脚注
- ↑ “2008年6月20日(金) 高知競馬 当日メニュー”. 地方競馬情報サイト. 2026年1月26日閲覧。
- 1 2 3 4 “「高知競馬のドル箱、ファイナルレースはこうして作られる!」<第30回>風間恒一、山崎伸浩”. netkeiba.com. 2026年1月26日閲覧。
- ↑ “勝馬投票法の払戻率変更について”. 高知競馬公式サイト. 2026年1月26日閲覧。
- 1 2 3 4 “【がっちりマンデー】「弱い馬だけ」が走るのに、ファンが熱狂する名物レースとは!?”. TBSテレビ. 2026年3月18日閲覧。
- ↑ “高知競馬の1レースあたりの売上レコード更新”. 高知競馬公式サイト. 2026年1月26日閲覧。