ファウヌスの家 From Wikipedia, the free encyclopedia 「ファウヌスの家」中庭[1] ファウヌスの家[1][2]またはファウノの家[3](伊: Casa del Fauno、英: House of the Faun)は、イタリアにある古代ローマの遺跡ポンペイを構成する建物の一つ。世界遺産「ポンペイ、ヘルクラネウム及びトッレ・アンヌンツィアータの遺跡地域」の一部でもある。建物内からは、名前の由来でもあるファウヌスのブロンズ像や、『アレクサンドロス・モザイク』が発見された[2]。 ポンペイで最大級の邸宅であり、街の有力者が住んだと推測される[4]。面積は3,000平方メートルに及ぶ[4]。ヘレニズム宮殿式のペリステュリウム(柱廊付きの中庭)、トスカナ式のアトリウム(天窓付きの広間)、クビクルム(英語版)(寝室)[2]、トリクリニウム(食事室)[1]などからなる。 名前の由来のブロンズ像『踊るファウヌス』は、中庭のインプルウィウム(英語版)(雨水受け皿)に設置された[2]。 家は前180年から前170年ごろ建てられ、前120年ごろ大改築された[5]。それから前100年ごろまでの間に、中庭のエクセドラ(応接間・談話室)の床に『アレクサンドロス・モザイク』が設置された[5]。前79年、ヴェスヴィオ山の噴火により地中に埋もれた[5]。 ギャラリー 『アレクサンドロス・モザイク』 『踊るファウヌス』[2] 見取り図[2] ハウェ(英語版)(古代ローマの挨拶)[6] 『大エビとタコの戦い』[2] 『獅子と有翼の童子』[2] 『仮面と葉綱』[2] 『ナイル河風景フリーズ』[2] 『サテュロスとニンフ』[2] 『鳥を襲う猫、鴨、魚介』[2] 脚注 1 2 3 松浦弘明. “9. 古代絵画の様相を探る ―ポンペイに残るモザイクや壁画— - 松浦弘明”. トイビト. 2025年11月14日閲覧。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 野々瀬真理「「ファウヌスの家」の装飾プログラムに関する一考察 ―舗床モザイクに表された図像を巡って―」『美術史学』第44号、東北大学大学院文学研究科美術史学講座、2023年。https://doi.org/10.50974/0000139691。 CRID 1390862943886690816。 ↑ 青柳正規 監修『世界遺産ポンペイ展 : ポンペイとポンペイに暮す人びと』朝日新聞社、2001年。国立国会図書館書誌ID:000003623207。20頁。 1 2 小野塚拓造「そこにいた人たち―「ファウヌスの家」のモザイク装飾をめぐる雑感」、東京国立博物館・朝日新聞社編『特別展ポンペイ』朝日新聞社、2022年。国立国会図書館書誌ID:031932113。227-229頁。 1 2 3 森谷公俊『アレクサンドロス大王 「世界征服者」の虚像と実像』講談社〈講談社選書メチエ〉、2000年。ISBN 978-4062581974。 22-34頁。 ↑ 藤本強;青柳正規 編『イタリアの世界文化遺産を歩く』同成社、2013年。ISBN 9784886216489。73頁。 典拠管理データベース 全般VIAFWorldCat国立図書館ドイツアメリカフランスBnF dataバチカンイスラエル地理プレアデス Related Articles