Wikiwand AI

ファミリージョッキー

From Wikipedia, the free encyclopedia

ファミリージョッキー』は、1987年4月24日にナムコから発売されたファミリーコンピュータ用ゲームおよび派生作品の総称。ファミリーシリーズの1つである。

ジャンル レースゲーム
開発元 ナムコ開発一部
発売元 ナムコ
概要 ジャンル, 対応機種 ...
ファミリージョッキー
ジャンル レースゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ(FC)
開発元 ナムコ開発一部
発売元 ナムコ
プログラマー T.FUKUMOTO
宇田川治久
はなおかくみ
音楽 小沢純子
シリーズ ファミリーシリーズ
人数 1 - 2人(対戦プレイ)
発売日 日本 198704241987年4月24日
テンプレートを表示
閉じる

本作はプレイヤー騎手となり、お手馬を操作・育成して勝利に導くレースゲームである。開発はナムコ開発一部、音楽は小沢純子が担当している。

1991年にゲームボーイに移植された他、PCエンジン用ソフトとして『ワールドジョッキー』のタイトルで発売された。後に携帯電話アプリゲームとして、2002年にJ-スカイ、2003年にiアプリ、2006年にEZアプリにて配信された他、2008年にはiアプリ用として『ファミリージョッキー WIDE版』が配信された。また、同年にリメイク版がWii用ソフトとして発売された。

ファミリーコンピュータ版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてシルバー殿堂入りを獲得した。

ゲーム内容

システム

2人プレイまで可能。プレイヤーは騎手となって、競走馬16頭の中からお手馬1頭を選択し、天皇賞走破を目指して全16戦のレースを戦う。各馬にはスピード、スタミナ、ガッツ、ジャンプ、ターボ、タイプの能力値が設定されており、レース中に能力アップのマークを取ることでお手馬を育成していく。レースゲームのみの「ONLY RACE」(オンリーレース)の他、競馬予想の要素が加わった「FAMILY GAME」(ファミリーゲーム)のゲームモードもあり、持ち金の額を競って楽しむ事も可能である。

レース中のBGMはアメリカ民謡の『草競馬』のアレンジとなっている。全16レースで4着以内に入るとエンディング画面が表示されるが、レースに5着以下で入線してしまうか競走中にお手馬が画面からスクロールアウトすると、即ゲームオーバーとなる。コンティニュー機能はない。どちらの場合もゲーム終了時点での賞金総額・総合戦績が画面表示される。

レースは6頭立てで、4着以内で入線すると次レースへ出場可能。しかし、賞金総額に基づいたグレード制新馬、一般、GIII、GII、GI)があるため、高みを目指すには賞金が出る3着以内を確保し続ける必要がある。レース進行中の画面下部にはタイム、現在の各馬の順位、「残りスタミナ」ゲージ、現在の走行速度が表示される。本作の特徴として、レース進行中に他馬に衝突や進路妨害をしても降着させられる事はない。

マークとコース

第1から第2および第3から第4コーナー間の縦スクロール区間には、パネルアイテムであるマークが出現する。マークには「各競走能力のアップ」と「走行中の残りスタミナ増減」があり、出現位置や種類はランダムである。

競走能力には、最高速度に関係するスピード、走行スタミナのロスに関係するスタミナ、衝突によるスタミナのロスに関係するガッツ、障害飛越に関係するジャンプ、加速に関係するターボ、悪条件レース時の能力下降を抑えるタイプがある。能力の上げられる最高値は9であるが、スピードのみA(10)まで上がる。

コースはすべて左回り。レース固有の馬場や障害、流動的な天候の2種類に大別される。雨天時は重馬場となるため、タイプの数値が低いと能力やスタミナに影響を受けやすい。馬場には芝とダートがあり、各コーナー内側には荒れ場が設けられている。障害は飛越に失敗すると大幅に残りスタミナが減少する。

レースは新馬戦から条件戦、GIII、GII、GIとランクアップする。それぞれ固有のファンファーレBGMを持つ。実在の平地競走と同名のレースもあるが、本作では障害競走として扱われるものが多い。

ファミリーゲームモード

ファミリーゲームモードでは、オンリーレースと同様に2人分まで騎手として参加できるほか、競馬予想は4人分まで可能である。ゲーム内容はオンリーレースと同一だが、レース開始前の競馬予想画面が付加されており、着順予想表示画面を参考にしながら所持金10000円で馬券を買い、馬券を的中させれば所持金を増やすことができる。

所持金が尽きたキャラクターは退場となるが、ゲームはそのまま進行する。オンリーレースと同様にプレイヤーのお手馬が5着以下となると、所持金の如何に関わらず即ゲームオーバーとなり、ゲーム開始画面に戻る。また、本作はあくまでレースゲームであり、競馬予想だけに専念できるゲームモードは存在しない。

移植版

さらに見る No., タイトル ...
No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 備考
1 ファミリージョッキー 日本 199103291991年3月29日
ゲームボーイ ナムコ ナムコ 対戦プレイ対応、1メガビットロムカセット[1]
2 ワールドジョッキー 日本 199109201991年9月20日
PCエンジン ナムコ ナムコ 2メガビットHuCARD[2]
3 ファミリージョッキー 日本 2002年10月1日[3]
J-スカイJavaアプリ)(ナムコアプリキャロットJ) ナムコ ナムコ
4 ファミリージョッキー 日本 2003年3月12日[4]
iアプリ(アプリキャロットナムコ) ナムコ ナムコ
5 ファミリージョッキー 日本 2006年10月26日[5][6]
BREW対応機種(EZアプリ)(ナムコEZゲームス) ウインドリーム タイトー
6 ファミリージョッキー 日本 2008年3月6日[7]
Wii バンダイナムコゲームス バンダイナムコゲームス リメイク版、Wiiリモコン+ヌンチャク対応
7 ファミリージョッキーWIDE版 日本 2008年7月10日[8][9]
iアプリ対応機種 バンダイナムコゲームス バンダイナムコゲームス
8 ナムコットコレクション 日本 202006182020年6月18日
Nintendo Switch B.B.スタジオ
M2
バンダイナムコエンターテインメント ファミリーコンピュータ版の移植
9 ファミリージョッキー 日本 2020年12月23日[10]
auスマートパスプレミアムクラシックゲーム バンダイナムコエンターテインメント mediba ファミリーコンピュータ版の移植
2021年11月30日サービス終了[11]
閉じる
ゲームボーイ版
1991年3月29日に一部の内容を変更して移植された。通信ケーブルを使用した対戦機能がある。1993年8月27日には続編『ファミリージョッキー2 名馬の血統』が発売され、バーコードボーイを接続して読み取ったバーコードを数値化してゲーム内部のデータに置き換え、競走馬や繁殖馬を追加する長期育成要素が加わった。解像度の問題でプレイヤーが操作している馬中心の視点に変更されており、スクロールアウトによるリタイアがなくなっている。
PCエンジン版
1991年9月20日に『ワールドジョッキー』[注釈 1]が発売された。PCエンジンの描画能力や搭載音源によってグラフィックやサウンドが向上し、マルチタップを使用した4人同時対戦の要素が加わった。また、新しくプレイヤーが騎手として登場し、レース毎にランダムで選択された馬に乗ってレースを行うジョッキーモードが追加された。
携帯電話アプリ版
2002年以降、J-スカイ、iアプリ、EZアプリ向けに配信された。iアプリ版はファミリーコンピュータ版をベースとした「レースのみ」「ギャンブル」の2モードに加え、競走馬の能力を底上げするために必要なポイントを稼ぐオプションモード「育成」が追加された。2008年には携帯電話の性能向上に伴い、横向きワイド表示に対応したアッパーバージョン『ファミリージョッキーWIDE版』が配信された。
Wii版
2008年3月6日にバンダイナムコゲームスのナムコレーベルより発売された。Wiiリモコン+ヌンチャクに対応。従来のような2D視点ではなく、馬を後ろから見た3D視点となっており、リモコンとヌンチャクを手綱のように持って馬を走らせたりジャンプさせたり、リモコンを振ってムチを入れたりするなどの体感式の操作方法となっている。本作は『スポーツわいわい』の一つである[注釈 2]

スタッフ

ファミリーコンピュータ版
  • プログラム:T.FUKUMOTO、宇田川治久、はなおかくみ
  • 音楽:小沢純子

評価

さらに見る 評価, レビュー結果 ...
評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通31/40点(FC)[12]
(シルバー殿堂)
26/40点(GB)[13]
28/40点(PCE)[14]
27/40点(Wii)[15]
ファミリーコンピュータMagazine21.87/30点(FC)[16]
20.8/30点(GB)[17]
月刊PCエンジン90/100点(PCE)
マル勝PCエンジン31/40点(PCE)
PC Engine FAN22.99/30点(PCE)[2]
(総合93位)
閉じる
ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計31点(満40点)でシルバー殿堂入りを獲得[12]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.87点(満30点)となっている[16]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「ほのぼのタッチの競馬ゲーム」と本作を表現しており、「ファミリーゲーム」の存在を肯定的に評価したが、「ファミリーゲームだけをすることが出来ないのが残念」とゲームシステムに関して一部否定的な指摘をした[16]
さらに見る 項目, 総合 ...
項目 キャラクタ音楽操作性熱中度お買得度オリジナリティ 総合
得点 3.513.413.513.843.693.91 21.87
閉じる
ゲームボーイ版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計26点(満40点)[13]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.8点(満30点)となっている[17]
さらに見る 項目, 総合 ...
項目 キャラクタ音楽お買得度操作性熱中度オリジナリティ 総合
得点 3.53.33.53.53.63.4 20.8
閉じる
PCエンジン版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計28点(満40点)[14]、『月刊PCエンジン』では90・85・90・95・90の平均90点(満100点)、『マル勝PCエンジン』では8・7・8・8の合計31点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.99点(満30点)となっている[2]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で93位(485本中、1993年時点)となっている[2]
さらに見る 項目, 総合 ...
項目 キャラクタ音楽操作性熱中度お買得度オリジナリティ 総合
得点 4.043.563.873.983.963.58 22.99
閉じる
Wii版
ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計27点(満40点)となっている[15]

脚注

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks