ファラリス (競走馬)
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ファラリス | |
|---|---|
|
ファラリス | |
| 欧字表記 | Phalaris |
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牡 |
| 毛色 | 黒鹿毛 |
| 生誕 | 1913年5月16日 |
| 死没 | 1931年2月28日 |
| 父 | ポリメラス |
| 母 | ブロモス |
| 生国 |
|
| 生産者 | 第17代ダービー伯爵 |
| 馬主 | 第17代ダービー伯爵 |
| 調教師 | ジョージ・ラムトン |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 24戦16勝 |
| 獲得賞金 |
26,294ドル (アメリカドル換算) |
ファラリス(Phalaris、1913年 - 1931年)とは、イギリスの競走馬・種牡馬である。子孫にネアルコやネイティヴダンサーが出ており、現代サラブレッドの約8割がこの馬に辿り着くと言われ、主流父系の始祖となった。馬名の由来は「ファラリスの雄牛」の逸話などで知られる古代シチリアの暴君ファラリスから。
競走成績はセントジョージハンデキャップ、ジューンステークス、チャレンジステークスなど24戦16勝、獲得賞金26294ドル相当。おもに短距離を走っていたためクラシックなど大レースには縁がなかった。
引退後
ファラリスは短距離で一定の戦績を残したものの、ステイヤーを好むダービー伯爵にとっては重要な馬ではなく、売却されそうになったこともある。しかし買い手がつかず、初年度の1919年は仕方なくチェヴァリーパークスタッドで供用したところ予想外の成功を収め、1921年からはサイドヒルスタッドで繋養された。ダービーステークスを8馬身差で圧勝したマンナやセントレジャーステークスを快勝したフェアウェイらを輩出し1925年・1928年のイギリスリーディングサイアーを獲得している。1931年に種付け中の心臓麻痺で死亡した。
直系子孫はフェアウェイとその兄ファロス、シックル・ファラモンド兄弟が種牡馬として成功したことで、現在のサラブレッドの8割以上を占めるまでに繁栄した。詳細はファラリス系を参照されたい。
代表産駒
- シャトレーヌ / Chatelaine(1933年オークス、チャンピオンステークス)
- コロラド / Colorado(1926年2000ギニー、1927年エクリプスステークス)
- フェアアイル / Fair Isle(1930年1000ギニー)
- フェアウェイ / Fairway(1928年セントレジャーステークス、1928年・1929年チャンピオンステークス、英リーディングサイアー4回)
- マンナ / Manna(1925年2000ギニー、ダービーステークス)
- ファラモンド / Pharamond(1927年ミドルパークステークス)
- ファロス / Pharos(1924年チャンピオンステークス、1931年英リーディングサイアー)
- シックル / Sickle(1936年・1938年米リーディングサイアー)
上記の内、ファロス・フェアウェイ・フェアアイルはスカパフローを母とする兄弟、シックルとファラモンドはシリーンを母とする兄弟である。スカパフローとシリーンはどちらも父がチョーサーであった。父がファラリス、母父がチョーサーとなる配合は有名なニックスであり、第17代ダービー伯爵が多用した。