ファンデーション (化粧品)

化粧品の一つ From Wikipedia, the free encyclopedia

ファンデーション: foundation)は、茶色の顔料を含む素材を顔全体に塗り、シミそばかすほくろなどを覆い隠して肌の表面を均等に整える役目を持つ製品。ベースメークアップ化粧品の一種である[1]

肌に乗せたリキッドファンデーション

他にベースメークアップ化粧品(ベースメーク製品)に分類されるものには化粧下地おしろいがある[1]。ただ、日本商品分類ではファンデーションは化粧下地の一種として分類されている[2]

特徴

ファンデーションはベースメークの中心となるもので、顔全体に塗布してシミなどの色ムラや毛穴などの凹凸をカバーしたり、肌の質感を調整するための製品である[3]。肌に立体感を出す効果もある[4]。また、紫外線などから肌を保護する機能ももっている[4]

剤型としてはクリーム・乳液状や粉末固形状が多いが、油性固形状、粉末状、液状、さらにスティック状もある[3]

主な種類

粉末固形ファンデーション、乳化型ファンデーション、油性ファンデーションの三つに大別される[5]

粉末固形ファンデーション

粉末固形ファンデーションは、粉体(約85 - 95%)、油(約5 - 15%)、界面活性剤などを主成分とし、粉体に油などをバインダー(結合剤)として加え、圧縮成形したコンパクトタイプのファンデーションである[5]

パウダーファンデーション(プレスドパウダーファンデーション)
乾燥したパフを使用するファンデーションである[5]。パフやスポンジで手軽に使用でき[3]、滑らかな感触の仕上がりである[5]。昭和50年代に日本で発明されたタイプで日本国内では主流となったが、気候や化粧習慣に違いがあり、一部のアジア地域を除いて一般的ではない[3]
ケーキファンデーション
パフに水を含ませて使用するファンデーションである[5]。界面活性剤が配合されており、塗布時に乳化状態となり、フィット感のある仕上がりとなる[5]
両用ファンデーション
乾燥したパフと水を含ませたパフのどちらも使用できるタイプ[5]。乾燥したパフを使うとパウダーファンデーション、水を含ませたパフを使うとケーキファンデーションの使用感となる[5]

乳化型ファンデーション

乳化型ファンデーションは、粉体、油、水、界面活性剤などを主成分とする[5]。水中油(o/w)型と油中水(w/o)型がある[5]

o/w型乳化ファンデーション
親水性の肌なじみの良いファンデーション[5]。剤型により、液状あるいは乳液状のリキッドファンデーション[5]、クリーム状のクリームファンデーション(ファンデーションクリーム)[5]、固形状でコンパクトに流し込んだコンパクト流し込み型ファンデーション[5]がある。
w/o型乳化ファンデーション
外相が油のファンデーション[5]。w/o型乳化ファンデーションにも、剤型によって、リキッドファンデーション、コンパクト流し込み型ファンデーションやスティック型ファンデーションがある[5]

油性ファンデーション

油性ファンデーションは、油(約30 - 70%)と粉体(約30 - 70%)などを主成分とする[5]。油と粉体の配合比や油の種類などにより液状タイプ(リキッドファンデーション)から固形タイプ(コンパクト型、油性軟膏型ファンデーション、油性スティック型ファンデーション)まである[5]

関連項目

出典

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