2009年に出版された回想録『わが兄弟 秘められし物語』(下記は訳書)によれば、フィデル率いる武装闘争の間はキューバ東部のビラン(英語版)という町で農業をする一方、ニューヨークにたびたび足を運んでは革命を訴えていた。しかし、民主的な社会を期待していたフアニータは社会主義政権に失望する。そんな中、知人のハバナ駐在ブラジル大使を通じてCIAが接近してきたため、兄弟姉妹を裏切って内通者となる。
その後、母の死をきっかけに1963年にはCIA協力のもとでマイアミに亡命した。
1970年にはCIAとの協力を断ち切り、薬局を経営するなどしながらキューバ人の亡命を支援し続けた。
2016年、実兄のフィデル・カストロの死去に際しては、「フィデルの妹として深く悲しんでいる」としながらも、キューバの社会主義化に反対して、さらには亡命キューバ人の支援等を行なってきた自身の立場から、葬儀には出席しなかった。
2023年12月4日にマイアミの病院で死去。 90歳没[1]。
- 著者表記はフアーナ・カストロ、マリーア=アントニエタ・コリンズ:インタビュー・構成、伊高浩昭訳