フォーリング 50年間の想い出

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フォーリング 50年間の想い出』(フォーリング ごじゅうねんかんのおもいで、Falling)は2020年イギリスカナダデンマークドラマ映画。監督・主演はヴィゴ・モーテンセンが務めた。本作はモーテンセンの映画監督デビュー作で、自ら半自伝的な脚本を執筆し、共同製作や音楽も兼任し、頑固で厄介者の父親と息子の半世紀にわたる愛憎劇を描いている[3]

旅客機パイロットのジョンは、同性パートナーのエリックや養女のモニカと穏やかな家庭を築いていた。現在のジョンの心配事は、年老いた父ウィリスの認知症である。故郷の農場で一人暮らしのウィリスを、近場の老人ホームに入れる為に、ロサンゼルスの自宅に連れ帰るジョン。

父ウィリスは生来のモラハラ加害者で、他人の気持ちを顧みない男だった。ジョンの母グウェンは、幼いジョンと妹サラを連れて離婚し、すでに亡くなっている。更に認知症が加わった今、ウィリスは所構わずNGワードを吐き散らし、周囲を困惑させた。そんなウィリスでも父として交流して来た過去の記憶を辿りつつ、辛抱強く対峙し続けるジョン。

ジョン一家と食事に出れば、一人で行方不明になるウィリス。時間の概念が曖昧になっているウィリスの中でも、現在と過去の記憶が交錯する。ジョンが生まれた頃の穏やかな日々など、親子の間には確かに幸福な思い出もあったのだ。

老人ホームヘの入居計画を忘れ、家に戻ると言い張るウィリス。これまでの教訓から争いを避け、ウィリスに付き添って農場に帰るジョン。そんなジョンを罵倒するウィリス。耐え切れず激しく言い返すジョン。だが、感情を曝け出したことで、かえって親子は穏やかな心を取り戻した。父への干渉を止め、パイロットとしての日常生活に戻るジョン。自宅で思うままに生活したウィリスは、ある日、作業中に満足して亡くなるのだった。

キャスト

製作

2018年10月15日、ヴィゴ・モーテンセンの映画監督デビュー作にランス・ヘンリクセンとスヴェリル・グドナソンが出演することになったと報じられた[4]2019年2月、本作の主要撮影がカナダのトロントで始まった[5]。3月21日、ローラ・リニー、ハンナ・グロス、テリー・チェンの起用が発表された[6]。2021年1月29日、本作のサウンドトラックが発売された[7]

公開・マーケティング

2019年5月15日、本作の劇中写真が初めて公開された[8]。2020年1月31日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[9]。8月28日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[10]。9月11日、第45回トロント国際映画祭で本作の上映が行われた[11]。12月8日、クイーヴァー・ディストリビューション英語版が本作の全米配給権を購入したとの報道があった[12]

評価

出典

外部リンク

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