フッ化セシウム

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フッ化セシウム
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識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.033.156 ウィキデータを編集
EC番号
  • 236-487-3
RTECS number
  • FK9650000
UNII
特性
化学式 CsF
モル質量 151.903 g/mol[1]
外観 白色の結晶性固体
密度 4.64 g/cm3[1]
融点

703 °C, 976 K, 1297 °F [1]

沸点

1251 °C, 1524 K, 2284 °F

への溶解度 573.0 g/100 mL (25 °C)[1]
溶解度 アセトン、ジエチルエーテル、ピリジン、エタノールに溶けない
メタノールに191 g/100 mL
塩基解離定数 pKb −744 kJ/mol
磁化率 −44.5·10−6 cm3/mol[2]
屈折率 (nD) 1.477
構造
結晶構造 立方晶系, cF8
空間群 Fm3m, No. 225[3]
格子定数 (a, b, c) a = 0.6008 nm[3] Å
配位構造 八面体
双極子モーメント 7.9 D
熱化学
標準生成熱 ΔfHo −553.5 kJ/mol[4]
標準モルエントロピー So 92.8 J/mol·K[4]
標準定圧モル比熱, Cpo 51.1 J/mol·K[4]
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
toxic
GHS表示:
腐食性物質急性毒性(高毒性)経口・吸飲による有害性
Danger
H301, H311, H315, H318, H331, H361f
P201, P202, P260, P261, P264, P270, P271, P280, P281, P301+310, P301+330+331, P302+352, P303+361+353, P304+340
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
NFPA 704 four-colored diamondHealth 3: Short exposure could cause serious temporary or residual injury. E.g. chlorine gasFlammability 0: Will not burn. E.g. waterInstability 0: Normally stable, even under fire exposure conditions, and is not reactive with water. E.g. liquid nitrogenSpecial hazards (white): no code
3
0
0
引火点 不燃性
安全データシート (SDS) External MSDS
関連する物質
その他の
陰イオン
塩化セシウム
臭化セシウム
ヨウ化セシウム
その他の
陽イオン
フッ化リチウム
フッ化ナトリウム
フッ化カリウム
フッ化ルビジウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

フッ化セシウム(フッかセシウム、cesium fluoride)は組成式 CsF で表されるイオン性の化合物で、吸湿性の白色固体である[5][6]フッ化ナトリウムフッ化カリウムよりも溶解性が高く、容易に解離する。無水物の形で市販されているが、水を吸ってしまった場合は減圧下で 100 ℃に加熱すれば簡単に乾燥できる[7]。吸湿性がそれほど高くないため、水分子を含まない「裸の」フッ化物イオンが必要な場合、より吸湿性が高いテトラブチルアンモニウムフルオリド (TBAF) やトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート (TASF) に代わって用いられる。

一般的にフッ化物イオンの発生源としての反応性を示し、他の溶解性のフッ化物塩と同様に反応する。例えば、

非水性の溶液中でもほぼ完全に解離するため反応性が高く、電子不足な塩化アリールと反応してフッ化アリールを与える(ハレックス反応)。他のフッ化物塩の例にもれず弱い塩基性を示す。と混合すると毒性・腐食性の高いフッ化水素が発生するので注意を要する。

調製

フッ化水素と水酸化セシウムまたは炭酸セシウムを反応させ、水を除去することによって合成できる。

用途

取り扱い上の注意

参考文献

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