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フッ化レニウム(VII)

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フッ化レニウム(VII)(フッかレニウム なな、英語: Rhenium(VII) fluoride)は、化学式ReF7で表される無機化合物である。黄色の固体であり、融点が低く、七フッ化金属の中で唯一の熱的に安定な化合物である[2]七フッ化ヨウ素と同様の歪んだ双五角錐形の構造をとることが報告されており、1.5 Kにおける中性子回折法により確認された[3]。電子回折研究により、構造が非剛体であることが示されている[4]

概要 物質名, 識別情報 ...
フッ化レニウム(VII)
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
UNII
性質
ReF7
モル質量 319.196 g/mol
外観 明るい黄色の結晶性固体
密度 4.3 g/cm3
融点 48.3 °C (118.9 °F; 321.4 K)
沸点 73.72 °C (164.70 °F; 346.87 K)
反応
蒸気圧 13.41 kPa[1]
構造
三斜晶系aP16
P1 (No. 2)
熱化学
融解熱 fHfus)
7.53 kJ/mol[1]
蒸発熱 fHvap)
30.77 kJ/mol[1]
関連する物質
関連物質 フッ化オスミウム(VII)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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合成、反応、性質

フッ化レニウム(VII)は、単体どうしを400 ℃で反応させることで調製される[5]

2 Re + 7 F2 → 2 ReF7

また、レニウム金属を六フッ化硫黄気体中で爆発させることでも得ることができる[6]

塩基の存在下で加水分解し、過レニウム酸およびフッ化水素を生成する[1]

ReF7 + 4H2O → HReO4 + 7HF

フッ化セシウムCsFなどのフッ化物イオン供与体と反応することで、ReF
8
が生成され、このアニオンは反四角柱形構造をとる[7]。また、フッ化物受容体である五フッ化アンチモンSbF5と反応して、カチオンReF+
6
が生成される[5]

脚注

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