フレイザーズ・ヒル

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フレイザーズ・ヒル

Bukit Fraser
Fraser's Hill
時計塔
時計塔
フレイザーズ・ヒルの位置(マレーシア内)
フレイザーズ・ヒル
フレイザーズ・ヒル
北緯3度42分43秒 東経101度44分11秒 / 北緯3.71194度 東経101.73639度 / 3.71194; 101.73639
マレーシアの旗 マレーシア
パハン州の旗 パハン州
成立 1922年
等時帯 UTC+8 (MST)
郵便番号
49xxx
ウェブサイト mdraub.gov.my
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フレイザーズ・ヒル英語: Fraser's Hill, マレー語: Bukit Fraser)は、マレーシアパハン州ティティワングサ山脈英語版に位置する高原リゾートである。

フレイザーズ・ヒル中心部の景観

フレイザーズ・ヒルの地域は、1897年、植物学者であるH. N. リドリーによって初めて認知された[1]生物多様性のレベルが高い、マレーシアの数少ない原生林のうちの1つである[2]

フレイザーズ・ヒルという名称は、1890年代に、唯一、スズ鉱石の交易所を設けたスコットランドの開拓者であるルイス・ジェームズ・フレイザーに由来する[3][4]イギリス陸軍がティティワングサの範囲を調査していなかったため、フレイザーはもしくは他の貴重な金属を見込んで、高地の尾根に至る遠征のためにガイドとクーリーを募った。その頂上においてフレイザーは、雲層の内に絶えず湿気を保つ、有史以前の様相をもつ苔に覆われた樹木やシダの原生林を見つけた。

フレイザーはさらに豊富なスズ鉱床を発見し、鉱山を開くために中国人労働者を集めた。険しい行路が、ギャップ (The Gap) および一番近い町のラウブ (Raub) へとスズ鉱石を輸送するラバのために築かれた。フレイザーは、飯場での賭博およびアヘン窟を運営し、それにより彼はクーリーに支払われた賃金から第二の利益を得た。

フレイザーはおよそ25年後に姿を消した。1917年に、シンガポールの司教 C. J. ファーガソン=デイビーが、一行を率いてギャップより登りフレイザーの用地を探索したが、彼を見つけることができなかった。しかしその地域が、低地の暑さから逃れる避暑地として最適であったことを報告した[5]

1919年、ギャップから高原避暑地への連絡道路の工事が着手され、1922年には、フレイザーズ・ヒルという名で高原避暑地が来訪者に開かれた。避暑地は140ヘクタールの土地におよび、50km以上の密林の小路があった。1927年のイギリス領マラヤのハンドブック (Handbook to British Malaya) には、政府高官用の9つのバンガロー、元軍人や婦人のために赤十字社の支援のもと建てられた4軒の家、3軒の個人の家、カントリークラブ、ゴルフ場、水道設備、郵便局があることが記載されていた[3]

マラヤ非常事態 (Malayan Emergency) の時期の1951年には、よく知られたイギリス高官ヘンリー・ガーニー (Henry Gurney) が、共産主義ゲリラによる無差別の暗殺のうち、フレイザーズ・ヒル近辺で殺害された[6]

フレイザーズ・ヒルには、1960年代にマレーシアとシンガポールに拠点を置くイギリス軍の保養所もあった。保養所には、NAAFI(海陸空軍協会)が運営していた宿泊施設の横に、軍のボランティアにより作られたプールとテニスコートがあった。

1970年代には、建物やゴルフ場において新手の急激な開発がみられた[1]。マレーシア最大の高原リゾートであるキャメロンハイランドにおいて環境被害の影響の増大している証拠と向き合い、パハン州政府は2010年、フレイザーズ・ヒルの原生林のさらなる開発を否決した[7]

位置

フレイザーズ・ヒルは標高1,220-1,525メートルの高地にあり、7つの頂が含まれる[8]。気象局の測候所は、1,280mにおいて計測される。通年の気温は、17°C - 25°C ( 63°F - 77°F ) である。

このリゾートは、首都クアラルンプールから 104km (64.6マイル)に位置する。険しい登り坂の麓、標高800m余りのギャップには、植民地時代のレストハウスが今なお営業している。ギャップからの上りは、曲がりくねった8kmの単線道であり、ギャップからフレイザーズ・ヒルまで、車で20分以内の道のりとなる。訪れる者の中には、鳥を見つけたり、顕著な気温の低下を楽しみ歩いて上ることを好む者もいる[6][9]。新しい別の道路が2001年に開通したが、ここは時に崖崩れによって閉鎖される[8]

レクリエーション

脚注

外部リンク

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