フロリダパンサー
From Wikipedia, the free encyclopedia
| フロリダパンサー | ||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フロリダパンサー(エバーグレーズ国立公園) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Puma concolor coryi Bangs, 1899 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| フロリダパンサー | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Florida panther |
フロリダパンサー、もしくはフロリダピューマ[注釈 1]は食肉目ネコ科の哺乳類であるピューマの亜種。フロリダ州に生息する絶滅危惧種のひとつで、フロリダ半島の先端にあるエバーグレーズ国立公園およびビッグサイプレス国立保護区にて厳重な個体管理がなされている。個体数は1970年代に20頭前後まで激減したが、2017年の調査では230頭にまで回復している。パンサー(豹)という名前が付いているが、ヒョウではない。
生態
個体管理
1973年に再発見されたことが契機となって、1981年、フロリダ野生生物委員会はフロリダパンサーの本格的な生態調査と行動管理を始めた。発見したフロリダパンサーにラジオテレメトリーを取り付け、無線によって他のパンサーとの接触や獲物の種類、出産や死亡などをつぶさに調査を行った。
また、1月から3月にかけては毎年捕獲調査を実施し、毛や皮膚、血液、精液から排泄物に至るまでの詳細な生物データを採取し、健康状態や遺伝子レベルでの研究を行っている。
研究が進むにつれ、フロリダパンサーの生後6か月以内の死亡率が50%を越えていること、雄の精子の95%が奇形であること、カウリック(本来現れるはずのない場所に毛が生えるなどの毛根異常)、キンクテイル(尻尾の先端が90度あるいはそれ以上曲がる奇形)、心臓や内臓の先天的疾患、貧血、ウイルスやバクテリアなどによる伝染性感染症の感染、潜伏睾丸(睾丸が1つしかなく、生殖能力に重大な影響を与える病気)など、あらゆる異常がほぼすべてのフロリダパンサーから検出されるという事実が判明する。