ブラナの塔
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Бурана мунарасы | |
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| 所在地 |
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| 地域 | チュイ州 |
| 座標 | 北緯42度44分49秒 東経75度14分55秒 / 北緯42.74694度 東経75.24861度座標: 北緯42度44分49秒 東経75度14分55秒 / 北緯42.74694度 東経75.24861度 |
| 標高 | 940 m (3,084 ft)[1] |
| 種類 | ミナレット |
| 高さ | 25 m |
| 歴史 | |
| 建設者 | カラハン朝 |
| 資材 | レンガ |
| 完成 | 11世紀 |
| 建築物 | |
| 建築様式 | ミナレット |
ブラナの塔(ブラナのとう、キルギス語: Бурана мунарасы)はキルギス北部のチュイ渓谷にある大きなミナレット。首都ビシュケクの東約80km、トクマクの近くに位置する。中央アジアで最も古い建築物の一つ。
この塔は、墓標、いくつかの土塁、城の残骸、3つの霊廟とともに、9世紀末にカラハン朝によって建設された古代都市ベラサグン唯一の遺跡である。塔は11世紀に建てられ、他のミナレットのモデルとして使用された。塔の外階段と内側の急な螺旋階段を利用して、頂上まで登ることができる[2]。
塔は元々45メートルの高さがあったが、何世紀にもわたる度重なる地震によって大きな損傷を受けた。15世紀に起きた最後の大地震では塔の上半分が破壊され、現在の高さ25メートルになった[3]。1970年代に改修工事が行われ、基礎と、倒壊の危機に瀕していた塔の西側壁の修復が行われた[2]。
周辺の霊廟や墓石を含む敷地全体が博物館となっており、資料や周辺で発見された遺物が収蔵されている[4]。
塔には、このような言い伝えがある[5]。
ある有力なハーンの娘が生まれ、それを祝った。国中の占い師や賢者を招き、娘の未来を占ってもらった。ある老人は、娘が16歳の誕生日に蜘蛛に噛まれて死ぬだろうと告げた。娘を守るため、ハーンは娘が一人で住めるように高い塔を建てた。ハーンの召使いたちは塔につくられた梯子を登り、籠に食べ物を入れて娘に届けた。蜘蛛が塔に侵入できないよう、あらゆるものが徹底的に点検された。
16歳の誕生日、ハーンは果物籠を贈って娘の誕生日を祝った。しかしハーンは籠の中に潜んでいた毒蜘蛛に気づかないままであった。娘が果物に手を伸ばした瞬間、毒蜘蛛は娘を嚙み殺してしまった。ハーンは悲しみのあまり大声で泣き叫んだため、塔の一部が倒壊してしまった。
ギャラリー
- 基部の精細な装飾
- 塔内部の螺旋階段
- 敷地内のバルバル
- 敷地内のペトログリフ