ブルーホール
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ベリーズ
カリブ海に面する中米ベリーズには世界第2位の広さのサンゴ礁があり、ベリーズ珊瑚礁保護区として世界遺産(自然遺産)に登録されている。この中のライトハウス・リーフと呼ばれるサンゴ礁には、直径313m、最深部は約130mの巨大なブルーホールがあり、グレート・ブルーホールと呼ばれている[1]。現地の人々には「海の怪物の寝床」と呼ばれている[2]。
バヌアツ共和国
南太平洋・バヌアツで一番大きな島、エスピリトゥサント島の東海岸近くにわかっているだけで6つのブルーホールがある。ルーガンビルから約20kmで1番近いのがとても小さいスランダ(Suranda)ブルーホール、CIRAD農業研究所内にあるジャブリー(Jabree)ブルーホール、リリ(Riri)ブルーホール、マテブル(Matevulu)ブルーホール、ジャッキーズ(Jackie's)ブルーホール、そしてシャンパンビーチより更に北にあるブルーラグーン。それぞれに青さの色合いが違う。
エジプト・アラブ共和国
シナイ半島のダハブ郊外にあるブルーホールは、直径60m、深さ130mほどである。ビーチの目の前にあるサンゴ礁にぽっかりと穴が開けていて、ビーチから望むことができる。穴の周りのサンゴ礁は色とりどりの珊瑚が群生し、魚たちの安住の地となっている。世界中のダイバーが訪れているが、死亡事故が多発している。
南シナ海
中国の研究機関は、南シナ海のパラセル諸島(西沙諸島)にあるクレスセント諸島(英語: Crescent Group、永樂環礁)東部のサンゴ礁の中にあるブルーホール(北緯16度31分30秒 東経111度46分05秒 / 北緯16.52500度 東経111.76806度)を海中探査ロボットを使って調査し、深さが300メートルに達すると発表している。これが2016年時点で世界で最も深いブルーホールとされる[3][4][5]。中国では、このブルーホールの存在自体は以前より地元住民や漁民に知られていて「南海之眼」(南シナ海の目)や「龙洞」(竜の穴)と呼ばれていたと報道されており[6]、三沙市政府は2016年7月24日に「三沙永楽竜洞」(Sansha Yongle Blue Hole)と名付けている[7][8]。
穴の上層部では魚が20種類以上発見されているが、100メートルを超える深さになると酸素がほとんどなく、深部に生物はいないとみられる[3]。
