ブレインフォグ

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ブレインフォグ(ぶれいんふぉぐ)とは、特定の手順の遂行の遅れや不能、言葉の詰まり、集中低下、作業に支障を来す状態を指す。疾病・その後遺症、事故、一時的な過負荷など、さまざまな原因があると推定されている。

従来使用されていた、意識の欠如「せん妄」を指す 意識混濁とは明確に異なり、応答や意識そのものの欠如ではなく、認知機能と実行機能に障害を来す。[1]また、注意レベル適応や注意の対象操作に支障をきたす、認知テンポ遅延(CDS、Cognitive disengagement syndrome)との関連の指摘がある[2]

以下のように自己免疫疾患や感染症を含む、様々な病気の症状として現れることが報告されている[3]

多様な病気で見られることは、身体や脳内で何らかの共通したメカニズムがある可能性を示唆している。

成立の経緯

用語として「ブレインフォグ」は、新型コロナウイルス後遺症のひとつとして、2020年夏頃から注目され、アメリカのノースウェスタン記念病院(Northwestern Medicine Neurobehavior and Memory Clinic)の最新研究[4]では、コロナウイルスの軽症患者100人で、この症状を訴えた患者が81%に及んだと報告[5]。頭痛やしびれといった他の症状よりも多く、方向感覚を失ってしまうケースも存在した。[6]

病態とバイオマーカー

診断と検査

脚注

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