ブレビアテア綱
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特徴
分類
21世紀になってから認識された新しい分類群である。もともとマスチゴアメーバの1種だとされていた培養株(ATCC 50338)[注釈 1]が、分子系統解析でマスチゴアメーバ科やそれに近縁なペロミクサ科とは離れた位置で環境DNA由来の配列と単系統群をつくることから認識された。当初はアメーボゾアの中で最も基部に近い分類群として設立されたが[1]、その後アメーボゾアよりもオピストコンタの方に近縁であることが示されており、オバゾアというクレードに所属させられている[2]。ブレビアチダ目(order Breviatida)ブレビアータ科(family Breviatidae)のみからなり、以下の4属4種が記載されている。
- Breviata Walker et al., 2006[3]
- ブレビアテア綱が設立された後に、ATCC 50338を新属新種Breviata anathemaとして命名した。元は汽水湖から単離されている。
- Lenisia Hamann et al., 2016[4]
- Pygsuia Brown et al., 2013[2]
- 前鞭毛と後鞭毛の2本を持つ。河口汽水域のごく浅い底泥から単離され、3番目の新属新種Pygsuia biformaとして命名された。
- Subulatomonas Katz et al., 2011[5]
- 細胞が鞭毛に沿って前方に伸びている。近海の底泥から見出され、2番目の新属新種Subulatomonas tetrasporaとして命名された。
脚注
- ATCC 50338株は“Mastigamoeba invertans”だとされていたが、形態的にも若干一致しないところがあり、誤同定であったと見なされている。