嘉手納宗徳『琉球史の再考察』p233(沖縄あき書房、1987年11月1日初版発行)に、「三、拇戦(ブーサー)」の項があり、「拇戦にもいろいろあるが、昔から沖縄で行われていたのはサミーとブーサーであったと思われる。」と記している。また、この漢字の初出として、汪楫の『使琉球雑録』において、その俗尚の項に
士大夫は事すること無く、輒ち聚りて飲み、好むに拇戦を以てす
を引用している。
なお、サミーは宮古ではサムイと称し、ブーサー酒を飲まされるとあることから、これが酒の席の場での手遊びであることが分かる。虫拳とは違い出した指の合計を競うものである。
これ以外にも、沖縄では、「武張った態度をとるもの」をブーサー(武者か?)というとことがあり、「ブーサー」と、掛け声のつく「ブーサーシッ」を使い分けるケースもある。