ブーベの恋人

From Wikipedia, the free encyclopedia

ブーベの恋人』(ブーベのこいびと、イタリア語: La ragazza di Bube)は、1960年(昭和35年)に出版されたカルロ・カッソーラによるイタリアの長篇小説であり、1963年(昭和38年)製作・公開、ルイジ・コメンチーニ監督のイタリアフランス合作映画である[1][2]第14回ベルリン国際映画祭コンペティション参加作品[1]クラウディア・カルディナーレによる同作の主題歌のタイトルでもある。

本項では映画、楽曲についても記述する。

小説『ブーベの恋人』は、1958年(昭和33年) - 1959年(昭和34年)にイタリアの小説家カルロ・カッソーラが執筆、同国の出版社エイナウディEinaudi)が1960年に出版したもので、カッソーラは本作で、同年度のストレーガ賞を受賞した[1]

映画版『ブーベの恋人』は、1963年、イタリアの映画プロデューサーフランコ・クリスタルディが、彼の経営する映画製作会社ヴィデス・チネマトグラフィカを母体として製作を開始、完成したものである[1]。原作小説の脚色は、監督のルイジ・コメンチーニ、および脚本家のマルチェッロ・フォンダートが共同で行った[1]

映画『ブーベの恋人』は、同年12月27日、イタリアの映画会社ルックス・フィルムの配給により公開され、翌1964年(昭和39年)6月に西ドイツ(現在のドイツ)の西ベルリン(現在のベルリン)で行われた第14回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された[1]。同年のダヴィド・ディ・ドナテッロ賞では、ダヴィド・ディ・ドナテッロ製作賞をプロデューサーのフランコ・クリスタルディが獲得、翌1965年(昭和40年)のナストロ・ダルジェント賞では、主演のクラウディア・カルディナーレナストロ・ダルジェント主演女優賞を獲得した[1]

日本での映画『ブーベの恋人』は、第14回ベルリン国際映画祭閉幕後の1964年9月12日、松竹映配(のちの松竹富士の源流)が輸入・配給して、公開された[1]。同作の劇場公開にあたって、弘文堂が原作小説の翻訳本を刊行、音楽業界では、公開2か月後の同年11月、映画主題歌を日本語に翻訳カヴァーし、いしだあゆみビクターレコード)、ザ・ピーナッツキングレコード)が競作でシングルレコードをリリースしている。

2004年(平成16年)2月25日、アイ・ヴィー・シーが日本語字幕付DVDを発売している。

キャスト

ビブリオグラフィ

翻訳和書に関しては、国立国会図書館蔵書の一覧である[4]

主題歌

ディスコグラフィ

作詞・作曲:カルロ・ルスティケッリ、日本語版訳詞:漣健児

参考文献

関連事項

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI